『ライバルは、清成龍一。清成龍一ロングインタビュー 最終回』
2022年は清成龍一にとって新たな挑戦となったが、新チームのTOHORacingでの船出は困難なものとなった。まずはスタッフとのコンビネーションを整えるところから始まった。タイヤの供給にも変化がある。チームが変わったことで、これまで戦っていたトップライダーたちのグレードのタイヤを履くこと
■文・佐藤洋美 ■写真:赤松 孝■写真協力:清成龍一、チーム高武
2022年シーズン開幕前に、鈴鹿サーキットでファン感謝のためのイベントが開催された。このイベントに参加すると、テスト走行に参加できる特典がある。だが、3月上旬の鈴鹿は寒く、路面温度も上がらずに雪が舞うコンディションで、転倒が相次いだ。清成も転倒してケガを負ってしまう。そのまま病院に運ばれて手術、治療と、最悪のシーズンインとなった。
全日本の前半戦は欠場し治療に努めた。復帰は鈴鹿8耐となるが、背中の痛み、膝の可動域の問題もあり、まだ完治には程遠い状態ではあった。それでも國川浩道と國峰啄磨(TOHO Racing/Honda CBR1000RR-R)で挑み5位でチェッカーを受けた。
全日本の開幕から第5戦まで欠場、復帰は第6戦オートポリスとなった。まだ癒えぬ身体で参戦し7位でチェッカーを受けた。最終戦鈴鹿ではレース1&2の両レースで3位となり、表彰台に登った。
「チェッカーの時は思わずガッツポーズをしました。3位でこんなに嬉しいことはなかった」
チェッカーの瞬間、観客席から大きな歓声が沸き、清成復活にファンは歓喜した。欠場が響きランキングは10位ではあったが、清成の存在感は変わらずに人々の心に残った。
情報提供元 [ WEB Mr.Bike ]
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