■予選:3月28日/決勝:3月29日
■開催地:サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(アメリカ)
■レース周回数:20周(110.260 km)
目次
アプリリアのベッツェッキが開幕3連勝を達成 重要記録の数々が更新され、ミシュランタイヤの進化が示される
出場全車がミシュランタイヤを使用して行われている二輪ロードレースの最高峰 MotoGP世界選手権の2026年シーズン第3戦アメリカズGPが開催され、土曜日のスプリントレースではAprilia Racingのホルヘ・マルティンが、日曜日のグランプリレース(決勝レース)では同じくAprilia Racingのマルコ・ベッツェッキがそれぞれ勝利を手にしました。ベッツェッキはこれで開幕3連勝。同時に、昨シーズンの第21戦ポルトガルGPから負けなしの5戦連続優勝を達成しました。
今大会では、オールタイムラップレコード(当該サーキットにおけるMotoGPマシンでの史上最速ラップタイム)の従来記録が8名ものライダーによって更新されたほか、スプリントレースでもグランプリレースでも優勝ライダーは従来記録より約1秒も速いラップタイムで走行。さらに、唯一の日本人MotoGPライダーである小椋 藍(Trackhouse MotoGP Team)がグランプリレースにおけるファステストラップの従来記録を塗り替える最速タイムをマークし、タイヤに厳しいサーキット・オブ・ジ・アメリカズでミシュランが各ライダーに提供した選択肢の技術的な確かさ、そしてミシュランタイヤそのものの進化が示されました。
GRAND PRIX RACE RESULT - TOP 6
SPRINT RACE RESULT - TOP 3
アメリカズGP優勝 マルコ・ベッツェッキ(アプリリア RS-GP)
アプリリアのマシンに乗るライダーたちが今大会でも目立った活躍を見せました。そのひとりであるホルヘ・マルティンは土曜日のスプリントレースを制して、彼がMotoGPチャンピオンに輝いた2024年の第19戦マレーシアGP以来となる勝利を手に。日曜日のグランプリレースでは、オープニングラップで首位に立ったベッツェッキがそのポジションを一度も明け渡すことなく走り切って今季3勝目を獲得。マルティンが2位に入って、Aprilia Racingの1-2フィニッシュとなりました。さらに、アプリリアのサテライトチームであるTrackhouse MotoGP Teamから出場の小椋 藍がグランプリレース中のファステストラップ新記録をマーク。彼らの快走をミシュランタイヤが足元から力強く支えました。
MotoGPの公式タイヤサプライヤーであるミシュランは、今シーズンはスリックタイヤのフロント用を2種類に制限し、環境負荷やコストの低減を進めました。それでも今大会における各ライダーのラップタイムは昨年大会と比較して大幅に向上しており、ミシュランが培っている技術ソリューションの確かさが示された格好になりました。
予選は比較的低めの路面温度のもとでの実施となりましたが、Pertamina Enduro VR46 Racing Teamのファビオ・ディ・ジャンアントニオが新しいオールタイムラップレコードを叩き出して2戦連続となるポールポジションを獲得。彼をはじめとする8名のライダーが従来のオールタイムラップレコードを更新するタイムを刻みました。
36℃の路面温度で行われた10周のスプリントレースでは、出走21名中20名がフロントにミディアム、リヤにソフトを選択。ただひとり、リヤにもミディアムを履いたのがマルティンで、レース終盤における安定性とコントロール性を生かして最終ラップで首位に浮上。約1年半ぶりに表彰台の中央に立って2024年王者の復活をアピールしました。
20周のグランプリレースは路面温度が43℃へと高まった中で迎え、全ライダーが前後ともにミディアム仕様を選択。この戦いで独走優勝を飾ったベッツェッキのレースタイムは従来記録を一気に19秒も更新するもので、非常に高いグリップ力を長時間維持できるミシュランタイヤの高性能とその進化が如実に表わされる結果となりました。
#79 小椋 藍(写真左)はグランプリレースではマシントラブルに見舞われてリタイアを余儀なくされましたが、それまでにはファステストラップの新記録を樹立しながら#73 アレックス・マルケス(写真右)、フランチェスコ・バニャイア、ファビオ・ディ・ジャンアントニオの順で強豪たちを次々に抜き去るパフォーマンスを見せ、速さと強さを印象づけました。
今大会が行われたサーキット・オブ・ジ・アメリカズの路面にはグリップ力と摩耗性が異なる様々な種類のアスファルトが使用されており、概してバンピーであることなども手伝って、タイヤにとって厳しい条件のコースです。その中で、すべての仕様のタイヤが見込みどおりに機能し、数々の重要記録が更新されたことは、ミシュランにとって大きな収穫となりました。
情報提供元 [ 日本ミシュランタイヤ ]
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