2010年の鈴鹿8耐を勝利で飾りBSB(ブリティッシュスーパーバイク選手権)に戻るが、状況は変わらなかった。そんな清成が、WSBK第10戦イギリスにワイルドカード参戦する。結果は21位&16位で、チームは事の重大さに気が付く。優勝する力を持つ清成がポイント圏内にも届かないことで、チームはやっとバイクを見直す。そこから結果がついてくるようになる。

■文・佐藤洋美 ■写真:赤松 孝
■写真協力:清成龍一、チーム高武

2010 BSB Three Time Champion

「いつもの癖で勝つかコケるかみたいなレースをしていて、中盤あたりから上がってきた。タイトル争いに残れていましたが、それもかろうじてという感じだったので、プレッシャーで眠れないんです。寝ると負ける夢しか見なくて……。お世話になっている大家さんにもイライラして当たるようになって険悪になり、部屋に閉じこもるようになっていた。頑張れよって励ましも聞きたくなくて嫌だった。イギリスの雨が降ったり止んだりするどんよりする天気でさえもうんざりで、気持ちが沈んだ。負けたくなかった、勝ちたくて、勝ちたくて、それしかなかった」

最終戦にはランキングトップと15ポイント差の3位で挑んだ。上位6名のポイントを全員統一の500ポイントにリセットし、選手により厳しい状況でチャンピオン争いをさせるザ・ショーダウンというシステムのもと、清成は果敢な走りを見せる。

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情報提供元 [ WEB Mr.Bike ]

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