ミシュランが公式タイヤサプライヤーとして出場全車にタイヤ供給を行っている二輪ロードレースの最高峰カテゴリー MotoGP。その2026年シーズンの開幕戦タイGPが開催され、土曜日のスプリントレースではRed Bull KTM Factory Racingのペドロ・アコスタが、日曜日のグランプリレース(決勝レース)ではAprilia Racingのマルコ・ベッツェッキがそれぞれ優勝を飾りました。アコスタのMotoGPレースでの優勝はこれが初めてで、21歳の彼は史上最年少のスプリントレースウイナーに。ベッツェッキは、昨年のラスト2戦におけるグランプリレースのウイナーであり、シーズンをまたぎながらの3連勝をマークすることとなりました。また、MotoGPで唯一の日本人ライダーである小椋 藍(Trackhouse MotoGP Team)は、スプリントレースを4位、グランプリレースを5位でフィニッシュし、MotoGPでの2シーズン目を好調にスタートさせました。
ミシュランにとって2026年は、MotoGPで公式タイヤサプライヤーを務めるのが11年目、そしてMotoGPにおいて活動するのが当座は最後のシーズンとなります。「We race for change」というキャッチフレーズのもと、技術革新を強力に推し進めるプラットフォームと位置づけてモータースポーツ活動を展開しているミシュランは、今シーズンのMotoGPにおいても公平かつ安定的な技術的ソリューションを提供してまいります。

GRAND PRIX RACE RESULT - TOP 6

SPRINT RACE RESULT - TOP 3

タイGP優勝 マルコ・ベッツェッキ(アプリリア RS-GP)

27歳のイタリア人ライダーであるベッツェッキは、今大会の金曜日に行われたプラクティスで新しいオールタイムラップレコード(当該サーキットにおけるMotoGPマシンでの史上最速ラップタイム)を樹立。そして土曜日の予選でポールポジションを獲得しました。続けて行われたスプリントレースでは2番手につけていた中でスリップダウンを喫してしまいましたが、明くる日のグランプリレースでは雪辱。昨年大会より路面温度が約5℃も高い中で行われた40分弱にわたるレースを、昨年の優勝タイムを上回るペースで駆け抜け、開幕戦ウイナーとなりました。また、彼はグランプリレース中のファステストラップの従来記録も更新しました。

このオフシーズンの間、MotoGPは公式テストを3回実施。そして、昨シーズンに続いてタイでシーズンの開幕を迎えました。大会の前には、サーキットがあるブリーラムの街の中心部でシーズンオープニングイベントが開催され、大勢のファンが集まって盛り上がりを見せました。

ミシュランはフロント用のMICHELIN Power Slickについて、2025年シーズンまでは各大会において3種類を用意してきましたが、2026年シーズンでは大多数の大会において2種類に絞ります。これは、タイヤの製造・使用本数の削減、ひいては環境負荷低減に寄与することになります。

スプリントレースでは、ベッツェッキの転倒後は、昨年王者の#93 マルク・マルケスと#37 アコスタが激しいバトルを展開。終盤にアコスタをアウト側へ押し出す格好になったマルケスにポジション返還の指示が出て、再び前に出たアコスタがスプリント初優勝をつかむ結果となりました。

グランプリレースでは、スプリントの轍を踏まなかったベッツェッキが終始独走し優勝。Trackhouse MotoGP Teamのラウル・フェルナンデスが長く2番手を走りましたが、残り4周でアコスタが先行。フェルナンデスはひとつ順位を落としたものの3位で走り切り、表彰台で笑顔を見せました。

アプリリア RS-GPを使用するTrackhouse MotoGP Teamの小椋 藍は、スプリントレースではアプリリアワークスのホルヘ・マルティンを下して4位に。グランプリレースでは1周目を11番手で終えたところからオーバーテイクを繰り返して5位でフィニッシュしてみせ、強い存在感を放ちました。

今大会にミシュランは、リヤタイヤに強化型の構造を採用したMICHELIN Power Slickを用意。金曜日におけるオールタイムラップレコードの更新に加え、路面温度が55℃に達した中で行われたグランプリレースにおけるファステストラップの新記録樹立など、安定的な高性能が示されました。

【画像】MotoGP 2025 ROUND 22 VALENCIA (9枚)

情報提供元 [ 日本ミシュランタイヤ ]

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