アメリカのトラックハウス・レーシングは1月21日、参戦3年目となる2026年シーズンに向けたプロジェクトを発表した。起用3年目のラウール・フェルナンデェスと2年目を迎える小椋藍が、アプリリアの新型マシン「RS-GP」のカラーリングをオンラインで初公開。伝統的なガルフカラーと刷新されたハウスカラーの2種類が用意され、最高峰クラスでのさらなる躍進を狙う。

伝統のガルフブルーが復活!全20戦で展開される2つのカラーリング

2026年シーズンに使用されるカラーリングは、2つの異なるコンセプトで構成される。メインのハウスカラーは、ブルー、ブラック、フルオレセントイエローを基調としながら、新たにカーボンパーツの露出を増やすことで、よりアグレッシブな印象へと刷新された。これに加えて、モータースポーツの歴史において象徴的なガルフ石油との提携によるガルフカラーも発表されている。
ガルフブルーとオレンジが鮮やかな特別カラーは、開幕戦タイ、第2戦ブラジル、第8戦イタリア、第18戦インドネシア、第20戦マレーシアの計5戦で使用される。チームオーナーのジャスティン・マークスは、子供の頃にル・マン24時間レースで目にしたガルフカラーへの強い憧れを語り、自身のチームでこのカラーリングを継続できる喜びを表現した。残りの17戦については、精悍さを増した新しいハウスカラーがサーキットを彩る。

(左)ガルフカラーリング(右)メインのハウスカラーリング

ライダー紹介

ラウール・フェルナンデェス選手

ラウール・フェルナンデェス選手

チーム在籍3年目となるラウール・フェルナンデェスは、昨シーズンに飛躍を遂げた。インドネシアのスプリントでチーム初の表彰台を獲得すると、フィリップアイランドではプレミアクラス初優勝を成し遂げ、チームに歴史的な1勝をもたらしている。

フェルナンデェスは「新しいカラーリングは、カーボンパーツが増えてよりアグレッシブになり、とても気に入っている。今は体調も完璧で、シーズンスタートに向けて準備はできている」と自信を見せた。また、今季の抱負として「結果に執着しすぎず、自分自身と日々改善すべきことに集中したい。レースを楽しみさえすれば、必ず結果はついてくるはずだ」と、メンタル面での充実も語っている。

小椋 藍選手

小椋 藍選手

日本人ライダーの小椋藍は、2024年の「Moto2™」クラスでワールドチャンピオンに輝いた実績を持つ。2025年にトラックハウスから最高峰クラスにデビューし、初戦で4位に入るという鮮烈なパフォーマンスを披露。幾度かのクラッシュを経験しながらも、トップライダーになれるだけのスピードを証明した。

2年目のシーズンへ向け小椋は「大好きな青が基調のガルフカラーは、僕のパーソナルカラーとも合っていて本当にクール。今シーズンはバイクをもっとコントロールできるようになると思う」と期待を寄せる。課題については「昨シーズンは決勝での速さはあったけれど、グリッドポジションが理想的ではなかった。今シーズンは予選の改善が大きな目標。全てのレースでベストを尽くしたい」と、具体的な改善点を見据えている。

勝利への渇望と新シーズンへの展望

チームプリンシパルのダビデ・ブリビオは、両ライダーのポテンシャルを高く評価している。昨シーズンに勝利を掴んだフェルナンデェスにはさらなる飛躍を期待し、小椋に対しては予選パフォーマンスの向上が上位進出の鍵になると分析した。チーム全体の目標は、2人が常にトップ10に入り、表彰台を争うことだ。

トラックハウス・レーシングは2月3日からマレーシアで開催されるオフィシャルテストに参加し、アプリリアから供給される2026年型「RS-GP」の調整を開始する。アメリカ唯一のプレミアクラスチームとして、世界中のファンベースを拡大しながら、さらなる勝利への渇望を胸に新シーズンへ挑む。

左から小椋 藍選手、ダビデ・ブリビオ(チームプリンシパル)、ラウール・フェルナンデェス選手、

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    かつてGr.5という四輪のレースカテゴリーがあったが、そのマシンは派手なエアロを纏っていたがすごくカッコいい。

    だがなぜ二輪のエアロはこうもカッコ悪いのか。

  2. 匿名 より:

    カラーリングとは関係ないがフロントのエアロパーツが益々カッコ悪くなった。ホラー映画のゾンビが顔面崩壊したみたいな顔になってる。今年で終わりよな?終わるよな?早く終わってくれ〜

  3. 匿名 より:

    ガルフカラー懐かしくもありカッコええなぁ

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