トライアルIAスーパークラスライダー藤原慎也のダカール・ラリー挑戦。ステージ2で「10メートルの崖落ち」という九死に一生を得る体験をした翌日、ステージ3(ヤンブー〜アル・ウラ/SS 438km)でも彼は極限の状況に立たされていた。見えない岩盤による激しいクラッシュ、腹部への打撃、そしてトイレで直面した「赤い尿」の衝撃。さらにビバークでは謎の体調不良が蔓延し始めていた
167km地点、砂の下に潜む「岩盤」の罠
早朝のリエゾンは凍えるような寒さだった。ステージ3は標高1000mほど、内陸のアル・ウラ周辺をループするコース設定で、総走行距離は733kmにも及ぶ長丁場だ。
前半は「ハイスピードなツーリング」のような感覚で順調にペースを刻んでいた藤原だが、167km地点付近で突如としてダカールが牙を剥いた。
「一見するとただの砂地なんですが、そのすぐ下に硬い岩盤が隠れていたんです。そこにリアタイヤを弾かれました。予期せぬ入力でサスペンションが限界を超え、そのまま横に吹き飛ばされてクラッシュしました」
情報提供元 [ Off1.jp ]
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