ダカール・ラリーステージ2。順調にペースを刻んでいた藤原慎也を突如襲ったのは、砂煙の向こうに潜んでいた「10メートルの崖」だった。本人が「人生最大のノールック大ジャンプ」と語る戦慄のクラッシュ。空中で「終わった」と確信した絶体絶命の状況から、いかにしてゴールまで辿り着いたのか。顔面強打による視覚障害と闘いながら走り抜いた、壮絶な一日

好調な滑り出しと、枯れ沢の罠

「レントゲン撮ってもらいましたけど、異常なしでした。よかった……」
ゴール後のヤンブーからアル・ウラへ移動したビバーク。電話口の藤原の声は、安堵と疲労、そして興奮が入り混じっていた。
ステージ2は、ヤンブーから北上し、古代遺跡の街アル・ウラを目指す総距離500km超の行程。前半は非常に好調だった。204km地点の給油ポイントまでは、後続を引き離し、本人曰く「ハイスピードなツーリング気分」で走れていたという。しかし、ダカールの魔物はその先に潜んでいた。

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情報提供元 [ Off1.jp ]

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