
Hondaは、MotoGPに参戦中の「LCR Honda」とのスポンサー契約を更新し、2026年シーズンの参戦体制を決定した。
2026年のLCR Hondaは、ヨハン・ザルコ選手が所属する「CASTROL Honda LCR」に加え、Honda純正オイル・ケミカルブランドを冠した「Pro Honda LCR」の2台体制で挑む。
注目は、新たに「Pro Honda LCR」から最高峰クラスへ昇格するディオゴ・モレイラ選手だ。モレイラ選手は2025年のMoto2クラスでチャンピオンに輝いており、現役王者を迎えての新体制に期待が高まっている。
目次
2026HondaLCR MotoGP参戦体制
CASTROL Honda LCR(カストロール・ホンダ・エルシーアール)
ライダー:Johann Zarco(ヨハン・ザルコ)35歳 / 2025年戦績 MotoGP12位
No:5
マシン:RC213V
Pro Honda LCR(プロホンダ・エルシーアール)
ライダー:Diogo MOREIRA(ディオゴ・モレイラ)21歳 /2025年戦績 Moto2チャンピオン
No:11
マシン:RC213V
キーマン二人が語る新体制の意義
清水光太郎 氏(本田技研工業)
「Honda LCRとのPro Hondaブランドでのスポンサーシップ締結を心よりうれしく思います。CEOのルーチョ・チェッキネロ氏、HRCとの強固な信頼関係のもと、2026シーズンよりディオゴ・モレイラ選手とPro Honda LCRが挑む戦いを共に支え、チームと選手に貢献できるよう全力を尽くします。この機会をいただけたことに深く感謝するとともに、Honda純正オイル・ケミカルブランドとして、Honda車の性能を最大限に引き出すための確かな技術と信頼性をお届けし、世界のHondaユーザーに“Pro Hondaの価値”を発信してまいります」
ルーチョ・チェッキネロ 氏(LCR Honda)
「Hondaの純正オイルとケミカル製品のブランドであるPro Hondaとの新たなパートナーシップの確立は、当プロジェクトにとって極めて重要な節目となります。共通の価値観を共有することで、私たちはこのレーシングプログラムを通じて、競争力と信頼性の完璧なバランスを追求することに尽力していきます」
2024年からテストライダーたちが実戦投入してきた「Pro Honda」カラー
「Pro Honda」は、ホンダ車の性能を最大限に引き出すために開発されたグローバル統一ブランドだ。そのカラーリングを施したマシンは、2024年の最終戦ソリダニティGPにワイルドカード参戦したステファン・ブラドルによって初披露された。
続く2025年シーズンには、HRCテストライダーのアレイシ・エスパルガロ(4戦)と中上貴晶(2戦)が、ワイルドカードとして計6戦に出走。中上ら熟練のライダーたちが実戦の過酷な環境でテストを重ね、そのデータを蓄積してきた。
サーキットからストリートへ。
Pro Hondaの製品群は、まさにMotoGPという究極の実験場で培われた技術を市販製品にフィードバックしたものだ。過酷なレースシーンでの信頼性を証明し続けることで、世界中のホンダユーザーへ「安心と信頼」を届けるというブランドの使命を、2026年からのフル参戦体制でさらに強固なものにしていく。
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