アレックス・マルケス、序盤からの積極策で完勝

アレックス・マルケスは、前日の反省を活かして序盤からアグレッシブに前へ出る明確な戦略でマレーシアGPに臨んだ。アコスタとバニャイアをかわしてからは自分のリズムで安定した走行を続け、タイヤの摩耗を巧みにコントロール。まるでレースシミュレーションのように単独で周回を重ね、完璧な形で勝利を手にした。チームの準備も万全で、シーズンを通しての成長と成果を象徴する一戦となった。兄のマルクにランキング1位を譲った今季、ランキング2位と独立チーム最上位の座を確保したことで、自らの価値をしっかりと証明した。

前日の失敗を糧にしたレース戦略

「今日は明確な戦略で序盤に前にアグレッシブに出ていこうと思っていました。昨日はペッコに序盤にアタックしなかった事で後半に苦戦してしまいました。今日はそういった意味で良い戦略だったんですが、ペドロのスタートの良さは計算外でした。ペッコとアコスタを抜いた後は自分のリズムで走行をすることが出来ました。リアタイヤもしっかりとコントロールできたので終盤にも十分タイヤライフがありました。非常に嬉しい展開でしたね。昨日チャンピオンシップ2位を確保して、今日優勝しようと思っていたので完璧にプラン通りでしたね。」

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情報提供元 [ 気になるバイクニュース]

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