トライアルライダーの藤原慎也氏が、2025年10月10日から17日に開催される「モロッコラリー2025」並びに2026年1月3日から17日に開催される「ダカール・ラリー2026」に、ホンダ「CRF450 RX Rally」で参戦することが決定した。

高い戦闘力を持つバイクと経験豊富なチームのサポート得て、8,000km先のゴールを目指す

藤原慎也 Road to ダカール・ラリープロジェクト事務局は、本プロジェクトの発起人でありトライアルライダーの藤原慎也氏が、2025年10月10日から17日に開催される「モロッコラリー2025」並びに2026年1月3日から17日に開催される「ダカール・ラリー2026」に、ホンダの「CRF450 RX Rally」で参戦することが決まったと発表した。

「ダカール・ラリー」において、日本人ライダーが日本のホンダのバイクに乗って参戦するのは近年稀なことで、同時に、藤原慎也氏は今大会唯一の日本人ライダーとなる。

「CRF450 RX Rally」は、世界でわずか50台のみ生産される特別な競技用バイク。ホンダのモータースポーツ専門会社であるHRC(株式会社ホンダ・レーシング)が開発したパーツが装着されており、そのカスタマイズは外装だけでなく、フレームやエンジン内部にまで及んでいる。そして、本モデルには、ダカール・ラリーで2020年、2021年、2024年に総合優勝を果たしたファクトリーバイク「CRF450 RALLY」の経験と技術が、注ぎ込まれてもいる。

そんな特別なモデルのメンテナンスを行い、大会を通して藤原氏をサポートするのは、ラリー競技における豊富な経験と高い技術力を持つイタリアの名門「RS moto RACING」。同チームとHRCは、ラリー中の技術サポート、パーツ供給、整備サービスの提供にとどまらず、参戦に関する各種手続きの支援など、ラリーに参戦するライダーを支援する体制づくりを行っている。ダカール初挑戦の藤原にとって、非常に心強いものとなるだろう。

日本人として、日本メーカー「ホンダ」のバイクで「ダカール・ラリー」に挑戦できる喜び

藤原氏は参戦発表について「今回、国産メーカーであるホンダのバイク、それも長年ダカール・ラリーに参戦し、優勝もしているファクトリーバイク直系ともいえる世界限定50台のCRF450 RX Rally で2026 ダカール・ラリーに参戦することが決まり、言葉にできないほど嬉しいです。先日参戦したISDE(インターナショナル・シックスデイズ・エンデューロ)2025には、すでにCRF450 RX Rallyが走っていたのですが、そのポテンシャルの高さを肌で感じました。初めてライドするのは、10月9~10日のモロッコラリーに向けたプラべートテストの予定です。今から楽しみで仕方がありません。そこでしっかりと感触をつかみ、モロッコラリーで実戦経験を積んできます!」とコメント。

トライアルでは経験があるものの、ラリーでは初めてホンダのバイクに乗る藤原氏は、現在、国内で「モロッコラリー」にむけて、ホンダのクロスカントリーモデルCRF450 RX でトレーニングを積んでいる。

「2026 ダカール・ラリー」の舞台はサウジアラビア! 総走行距離約8,000kmを2週間で走破

ダカール・ラリーとは、バイク、自動車、トラックなどが砂漠や山岳地帯、泥濘地などあらゆる路面をどれだけ短い時間で走破できたかを競い合う競技で、1979年から行われている。過酷な環境下、強靭な肉体、精神力が必要で、故に「世界一過酷なラリー」と呼ばれ、完走率50%程度の厳しい大会だ。アフリカ大陸で30年、南米大陸で11年開催され、2020年から中東へ移動しサウジアラビア1国での開催となっている。

2026年大会のスタート/ゴール地は紅海の港町ヤンブーで、ルートの全長約8,000kmのうち、5,000kmがスペシャルステージとなる。2つのマラソンビバーク(支援なしステージ)、カテゴリー別の分割ステージ、そして新たに導入される「パワーステージ」などが用意されており、大会は2026年1月3日~17日で行われる。

「モロッコラリー2025」参戦&クラウドファンディングを予定

藤原慎也氏は、10月10日に開幕した世界ラリーレイド選手権「モロッコ大会(Rallye du Maroc)」に参戦。

この大会は、藤原選手にとって「2026 ダカール・ラリー」本番で使用する「ホンダ CRF450 RX Rally」を駆る初めてのラリーとなる。来たるべきダカール・ラリー本番に向け、バイクとの連携を深め、自身のコンディションを整えるための重要な一戦だ。

藤原氏は昨年、同大会に初出場ながらも見事完走を果たし、それによって「2026 ダカール・ラリー」への出場権を確実なものにしている。

また、「藤原慎也 Road to ダカール・ラリープロジェクト事務局」は、10月中旬よりクラウドファンディングの開始を予定している。詳細につきましては、決定次第改めて告知される。

「藤原慎也 Road to ダカール・ラリープロジェクト事務局」とは

SMRP(=Shinya Fujiwara Matsuo Manufacturing Racing Project[藤原慎也 Road to ダカール・ラリー supported by 松尾製作所])とは3ヶ年計画で「2026 ダカール・ラリー」で完走を目指すプロジェクトで、2024年4月に始動。

同年6月にオーストリアで開催された「FIM Red Bull Erzbergrodeo」に参戦し、その後は国内でレース出場やトレーニングを積んできた。10月には 世界ラリーレイド選手権「モロッコ大会」(FIM RALL du Morocco)に初参戦で完走を果たし、「2026 ダカール・ラリー」への参戦権を手にすることができた。その後も、「アフリカエコレース2025」や「ISDE2025」にも参戦。「2026 ダカール・ラリー」完走を目指し、国内外での大会参戦、トレーニングを続けている。

藤原慎也プロフィール

1990年1月6日生まれ、兵庫県出身。7歳からバイクにまたがりトライアルを開始。16歳で国内A級シリーズチャンピオン獲得。2014年には国際A級シリーズチャンピオンに輝く。2018年、大阪のど真ん中、通天閣でトライアル大会「City Trial Japan 2018 in OSAKA」を実行委員長として大成功させる。当大会は現在、全日本選手権シリーズに加わり継続開催されている。2016年からはハードエンデューロにも挑戦。「夢を与えるライダーとなる」ことを目指し、世界一過酷なレースと言わる「Red Bull Erzbergrodeo」に参戦。また、日本各地でトライアルのデモを行ったりと、様々な活動を続けている。

ギャラリーへ (8枚)

情報提供元[ 株式会社BARIKI ]

この記事にいいねする


コメントを残す

【PR】ホンダ CRF450RX 関連のおすすめ車両 関連のおすすめ車両