もてぎで迎えた母国グランプリ。小椋藍はサンマリノGPで負った右手の負傷を抱えながらもスプリント9位と健闘した。しかし状態の悪化により、日曜の決勝レースを欠場することになった。

怪我を抱えてのライディング

小椋藍は前戦サンマリノGP決勝レースで転倒を喫し、右手と左足のかかとを負傷した。この怪我により、サンマリノGP翌日にミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われた公式テストの走行を見送っている。

日本GP木曜日の囲み取材で怪我の状況について確認したところ、右手の甲2か所にひびが入っており、左足のかかとについては、バイクの操作に問題はないということだった。

金曜日は痛み止めを使用して走行し、プラクティスで14番手。といっても、この日はタイム差がかなり小さく、トップから14番手の小椋まで、わずか0.6秒ほどという状況だった。これを踏まえれば、タイムとしては悪くないと言えるだろう。

土曜日のQ1では、最初のコースインで1分43秒429を記録する。最後のアタックでさらにタイムを伸ばそうかというところだったが、後半のセクターで転倒者発生により黄旗が提示され、黄旗提示中に小椋がこの区間を通過したためにこの周のラップタイムはキャンセルとなった。小椋はQ1を3番手で終えた。

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情報提供元 [ GP Journal ]

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