■予選:9月6日/決勝:9月7日
■開催地:カタルニア・サーキット(スペイン)
■レース周回数:24周(111.768 km)

マルケス兄弟が週末を席巻。路面のグリップレベルが低い カタルニアでミシュランタイヤの長所が発揮される

MotoGP世界選手権の2025年シーズン第15戦カタルニアGPが開催され、土曜日のスプリントレースではDucati Lenovo Teamのマルク・マルケスが、日曜日のグランプリレース(決勝レース)ではBK8 Gresini Racing MotoGPのアレックス・マルケスがそれぞれ優勝を飾りました。マルケス兄弟の兄であるマルクのスプリントレース優勝は今シーズンだけでもう14回目、弟のアレックスのグランプリレース優勝は通算2回目でした。そして、土曜日のスプリントレースまでの結果により、イタリアのバイクメーカーであるドゥカティが今シーズンのMotoGPコンストラクター選手権のタイトル獲得を早くも確定させました。

今大会が行われたカタルニアは、今シーズンのMotoGP開催コースの中で最もテクニカルなレイアウトのもののひとつである上に、路面のグリップレベルがかなり低いサーキットです。しかし、ミシュランが出場全車に供給しているMotoGP公式タイヤ MICHELIN Power Slickは、タイヤのスリップ率が高くトレッドの温度が上がりやすいこのカタルニアでも高いパフォーマンスを安定的に発揮し、各ライダーのレースを足元からしっかりと支えました。

カタルニアGP優勝
アレックス・マルケス(ドゥカティ・デスモセディッチGP)

マルケス兄弟の弟であるアレックスは、予選では従来記録を0.654秒も短縮する素晴らしい速さでオールタイムラップレコード(当該サーキットにおけるMotoGPマシンでの史上最速ラップタイム)を叩き出し、MotoGPキャリアを通じて2度目のポールポジションを獲得。スプリントレースではスタートから首位を突っ走りながら残り4周で転倒を喫しましたが、グランプリレースでは兄マルクとの一騎討ちを見事に制し、通算2度目のMotoGPグランプリレース優勝を飾りました。


カタルニア・サーキットは変化に富んだコースレイアウトですが、路面のグリップレベルが低く、ホイールスピンが多い傾向のため、タイヤには過酷です。こうした条件のもとでは、グリップ、タイヤのスタビリティ、そしてパフォーマンスの安定性といった要素の適切なバランスを見つけることが重要です。

マルク・マルケスは今大会でもスプリントレースを制覇。そしてドゥカティは、今シーズンこれまでの結果により、まだ7大会を残している段階で、コンストラクターズタイトル獲得を決めてみせました。ドゥカティの同タイトル獲得はこれで6年連続。なお、ランキング2位にはアプリリアが続いています。

スプリントレースの2位にはヤマハワークスのファビオ・クアルタラロが食い込みました。2021年にMotoGPチャンピオンに輝いたこのフランス人ライダーは、グランプリレースでも巧みなタイヤマネージメントを見せ、レース終盤にライバルをかわして5位に。この週末の内容をポジティブなものにしました。

アプリリア RS-GPに乗るTrackhouse MotoGP Teamの小椋 藍は、グランプリレースではフランチェスコ・バニャイアとの競り合いに。2年連続MotoGPチャンピオンよりタイヤを良好な状態に保ってレース終盤を迎え、残り2周でバニャイアとホンダのルカ・マリーニをパス。6位でのフィニッシュを果たしました。

今大会では各ライダーのタイヤ選択が同じになり、スプリントレースでは1名を除く全ライダーがフロントにミディアム、リヤにソフトを、グランプリレースではすべてのライダーが前後ともにミディアムを使用。摩耗が進みやすいコースでもミシュランタイヤは最終ラップまで安定した性能を提供しました。

サステナブル材料を非常に高い割合で使用したミシュランタイヤを全車が使用する電動バイクレースのMotoEも行われ、今回開催された2レースともにLCR E-Teamの#51 エリク・グラナドが優勝。残るは2大会・4レースとなった今シーズンのMotoEですが、まだ多数のライダーがタイトル獲得の可能性を持っています。



【画像】MOTOGP 2025 ROUND 14 HUNGARY (8枚)

情報提供元 [ 日本ミシュランタイヤ ]

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