ハーレーダビッドソンとMotoGPは、Vツインツーリングマシンによる新たな世界選手権「ハーレーダビッドソン バガー ワールドカップ」を2026年からスタートすると発表した。全6戦で構成され、最終戦はオーストリア・レッドブルリンクでチャンピオンが決定する。

世界初の「バガー ワールドカップ」が誕生

2025年8月18日、MotoGP開催地であるオーストリア・レッドブルリンクにて、ハーレーダビッドソンとMotoGPは新シリーズ「バガー ワールドカップ」を正式発表した。

この大会は、グランドアメリカン ツーリングモデルをベースに開発されたレース専用マシンを使用。速度・機敏性・迫力を兼ね備えたバガースタイルのマシンが、世界の主要サーキットを舞台に競い合う。既存のMotoGPとは異なるフォーマットで、ファンに新しいレース体験を提供することを目指す。

2026年より世界を舞台にスタートする「バガーワールドカップ」

オーストリアGPの会場・レッドブルリンクにてその概要が発表された。

レースは年6回、世界中のサーキットでバガーレースが繰り広げられる!

2026年シーズン全6戦スケジュール

初年度となる2026年シーズンは、以下の全6戦で争われる。

第1戦:アメリカ・サーキット オブ ザ アメリカズ 3月27日~29日

第2戦:イタリア・ムジェロ 5月29日~31日

第3戦:オランダ・アッセン 6月26日~28日

第4戦:イギリス・シルバーストーン 8月7日~9日

第5戦:スペイン・アラゴン 8月28日~30日

第6戦:オーストリア・レッドブルリンク(最終戦) 9月18日~20日

開幕戦はアメリカで行われ、ヨーロッパ各地を転戦しながら、レッドブルリンクでチャンピオンが決定する流れとなる。

ハーレーCEO「新時代の幕開け」

発表に際し、ハーレーダビッドソンの会長兼CEO ヨッヘン・ツァイツ氏は次のようにコメントした。

「バガー ワールドカップの発表は、ハーレーとモータースポーツにとって大胆な新時代の幕開けを告げるものです。このシリーズは、私たちのマシン、ライダー、ブランドがグローバルな舞台で限界を突破する挑戦です。MotoGPとのパートナーシップを通じて、このビジョンを実現できることを誇りに思います」

また、MotoGPを運営するDorna SportsのCEO カルメロ・エスペレタ氏も「パフォーマンスバガーがトラックにもたらす独自性を信じてきました。ハーレーダビッドソンの伝統と情熱を背景に、世界レースシーンに素晴らしい追加となるでしょう」と語っている。

MotoGPファン&バガーファンというライダーの対極が混ざり合う!

従来、バガーレースの最高峰はアメリカのみで開催されている「キング・オブ・ザ・バガーズ」。その門戸が世界に開かれる。

MotoGPと連携した開催によって、レースファンとバガーファンの共に注目されるレースとなるだろう!

「バガー ワールドカップ」は、アメリカンカルチャーと国際的モータースポーツを融合させる新たな試みだ。既に5月のフランスGPで計画が先行発表された段階から大きな注目を集め、ファンや業界から歓迎を受けていた。

レースチューニングされたVツインツーリングマシンが放つ轟音と、その巨体を躍動させる走りは、既存のMotoGPカテゴリーにはない迫力を生む。アメリカ発祥の「キング・オブ・ザ・バガーズ」が世界規模に拡大することで、国際モータースポーツの新たな魅力が広がることになる。

ギャラリーへ (5枚)

この記事にいいねする


コメントを残す