
両者それぞれがクラッシュ避けて後退「芝生に行くしかなかった」とクアルタラロ/第10戦オランダGP
6月22日、2025年MotoGP第10戦オランダGP MotoGPクラスの決勝レースがTT・サーキット・アッセンで行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームのファビオ・クアルタラロは10位、アレックス・リンスは13位でフィニッシュした。
予選日から一夜明け、オランダGPの決勝レースでは、2025年7月1日にヤマハ発動機の創立70周年を迎えることを記念し、1999年スーパーバイク世界選手権のYZF-R7をモチーフとした特別カラーが施された。さらにライディングギアは1999年に同機を駆った芳賀紀行のものからインスピレーションを得たデザインとなっている。
ポールポジションのクアルタラロは、スタートで4番手に後退。序盤からレースペースが上がらず次々と先行を許すと、目の前でフェルミン・アルデグエル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)がクラッシュした際にコース外へ避けたことでさらに13番手まで下げることになる。
レース後半は中団での戦いとなるも、ラップタイムは周りより少し良く、残り4周で10番手までポジションを上げる。終盤には、0.2秒先を走るエネア・バスティアニーニ(レッドブルKTMテック3)に迫るもわずか0.056秒届かず10位でチェッカーを受けた。
情報提供元 [ auto sport Web]
この記事にいいねする