
スズキは、2025年の鈴鹿8時間耐久ロードレースに「チームスズキCNチャレンジ」として参戦することを発表した。チームは昨年に引き続き、環境技術をテストする「エクスペリメンタルクラス」にエントリーし、サステナブルな取り組みを推進。チームスタッフはスズキの社員で構成される。
スズキ、鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制を発表
スズキ株式会社は、2025年8月1日(金)から3日(日)に三重県鈴鹿サーキットで開催される「2025 FIM 世界耐久選手権"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会」に参戦する「チームスズキ CN チャレンジ」の参戦体制を発表した。
チームは昨年に引き続き、サステナブル燃料やアイテムを使用する実験的クラスとして設定される「エクスペリメンタルクラス」に参戦。マシンには、100%サステナブル燃料*1をはじめ、環境負荷低減を目指したサステナブルアイテムを採用する。
ライダーには、現ヨシムラSERT Motulのライダーであり2024年の鈴鹿8時間耐久ロードレースではスズキCNチャレンジのライダーとして活躍したエティエンヌ・マッソン選手、そして、スズキMotoGPのテストライダーを務めた経験があり、現在はスズキCNチャレンジの開発ライダーである津田拓也選手の2名を起用。3人目のライダーは、決定次第スズキの公式ホームページで発表される予定だ。
スズキは昨年に引き続き、「耐久レースの厳しい条件下での実走行を通した環境性能技術の開発加速」を目標に掲げ、環境負荷の低減とパフォーマンスの高次元での両立を目指し、レース活動を通じて得られたデータを今後の製品開発にフィードバックしていく方針だ。
*1 EU公認の認証機関により適用されるマスバランスシステムに基づき認証された100%サステナブル製品「チームスズキCNチャレンジ」チーム体制
■参戦車両:2025チームスズキCNチャレンジGSX-R1000R
■ゼッケン:#0
■参戦クラス:エクスペリメンタルクラス
■ライダー:プロフィール
・エティエンヌ・マッソン(Etienne Masson)選手:フランス
主な戦績:FIM世界耐久選手権チャンピオン(2020年、2024年)、鈴鹿8時間耐久ロードレース8位(チームスズキCNチャレンジ、2024年)
・津田拓也(Takuya Tsuda)選手:日本
主な戦績:鈴鹿8時間耐久ロードレース2位(2013年、2014年)・3位(2016年)、全日本ロードレースJSB1000クラス年間ランキング2位(2016年)
■チームディレクター:佐原 伸一
■テクニカルマネージャー:田村 耕二
■クルーチーフ:今野 岳
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