
生形秀之がレーシングライダーの集大成としてS-PULSEから2025年鈴鹿8耐に参戦「現役最後のシーズンとします」
生形秀之が率いるS-PULSE DREAM RACINGが2025年の鈴鹿8時間耐久ロードレースへの参戦を5月27日(火)に表明した。生形は、2023年に全日本ロードレース選手権JSB1000クラスにフル参戦をする予定だったが、開幕前のテストで転倒し、骨盤を骨折する大怪我を負った。そこから復帰した10月の最終戦鈴鹿でも初日に転倒し、再び大腿骨を骨折してしまう。3度の入院、4度の手術を乗り越え、2024年はSUZUKI CN CHALLENGEのライダーとして復帰するが、身体は完全ではなく、決勝のラインナップに入れない苦汁を飲んだ。
不屈の闘志を見せる生形秀之だが、2025年シーズンをもって一線を退く決断をした。鈴鹿8耐もレーシングライダーとして参加するのは、今年が最後となる。そんな生形の想いに応えるべく、長年、生形を応援してきたMFDの岡本章弘がチーム監督に、2年前の鈴鹿8耐でS-PULSE DREAM RACINGの監督を務めた藤原克昭がライダーマネージャーに、チーフメカニックとして全日本ロードJ-GP2クラスを戦ったm-tech松本圭司がテクニカルディレクターに、元SUZUKIの鴨宮保雄がチームディレクターに就任。生形をバックアップするために集結した。
情報提供元 [ auto sport Web]
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