トップ独走中の悲劇。クアルタラロ「あの周まではすべてコントロールできていた」/第7戦イギリスGP 決勝

5月25日、2025年MotoGP第7戦イギリスGP MotoGPクラスの決勝がシルバーストン・サーキットで行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームのアレックス・リンスは13位、ファビオ・クアルタラロはリタイアでレース終えた。

大会初日、2日目とドライコンディションで行われたイギリスGPだったが、決勝日の朝のウォームアップ走行はウエット路面となった。しかし空からは明るく陽が差し、22台のマシンが走行を重ねることで路面はドライアップ。決勝レースは無事ドライコンディションで開催されることとなった。

ポールポジションから決勝に臨んだクアルタラロは、最初の蹴り出しで2台のマシンに先行を許したが、そのうちの1台を駆るアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が1コーナーで転倒。2周目には先頭を走るマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)も転倒したことによりクアルタラロは再びトップに立ったが、同じタイミングでコース上にオイルが確認されたため赤旗となった。

最初の3周を完了する前に赤旗中断となったため、再スタートは転倒したライダーも含めて最初のグリッドに戻して行われた。2度目のスタートでクアルタラロはフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)にホールショットを奪われるが、3コーナーでそのポジションを取り返すと2番手を1秒以上引き離してオープニングラップを完了。その後もクアルタラロは圧倒的な走りを見せ、11周目には2番手との差を4秒以上に広げて完全なる独走体制を築いた。

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情報提供元 [ auto sport Web]

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