
決勝でも9位入賞。幻となった大チャンスには「悔しいが仕方ない」と小椋藍/第3戦アメリカズGP
3月30日、2025年MotoGP第3戦アメリカズGP MotoGPクラスの決勝レースがサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は9位でフィニッシュした。
土曜日の予選では、Q1突破ならず18番手からのスタートとなったものの、スプリントでは、驚異的な追い上げで9人抜きで9位フィニッシュし、貴重な1ポイントを獲得した。
期待が高まるなか迎えた決勝日。午前中のウォームアップ走行の時点では、夜に降った雨の影響でわずかながらウエットパッチが残っていた。このセッションでは、全ライダーが前後ともミディアムタイヤを選択し、湿った路面を確かめるように周回を重ね、小椋は19番手となった。
Moto2クラスの決勝レース直前から弱い雨が断続的に降り、MotoGPクラスのサイティングラップの前にウエットレースの宣言がなされた。
ほとんどのライダーがウエットタイヤを選ぶなか、小椋はスリックタイヤを選択。スリックを選択したライダーは小椋を含め3人のみと、2024年第17戦日本GPでのMoto2クラスの決勝レースを思い出させるような大きな賭けに出る。
情報提供元 [ auto sport Web]
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