
スタート前に大混乱、M.マルケス痛恨の転倒リタイア。優勝はバニャイア/第3戦アメリカズGP
3月30日、2025年MotoGP第3戦アメリカズGP MotoGPクラスの決勝レースがサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が優勝を飾った。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は9位でフィニッシュして、7ポイントを獲得した。
初日は雨からドライ、2日目の予選とスプリントはドライで行われたが、決勝日の朝は一面曇り空となった。ウォームアップ走行はドライコンディションでスタートして、終盤にマルコ・ベゼッチ(アプリリア・レーシング)の転倒があったが問題なく終了。マルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)が2分01秒873でトップ、バニャイアが2番手、ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)が3番手となった。
Moto3クラスの決勝レースは軽い小雨となったが、ドライでレースが行われた。続いてMoto2クラスのサイティングラップが始めると雨が降り始め、レースはウエットコンディションでレインタイヤが履かれた。そしてMotoGPクラスの時間になると天候が曇りまで回復、気温は22度、路面温度は26度だ。
しかし、サイティングラップの前には再び小雨が降り、ウエットレースの宣言がなされた。そのため、フラッグ・トゥ・フラッグでレース中にピットに入りバイクの交換は可能となる。サイティングラップではスリックタイヤで出ていったファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が転倒している。ジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)の援助もあり、かろうじてグリッドまで戻れた。
情報提供元 [ auto sport Web]
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