先週MotoGPは2025年の開幕戦をタイで終えた。結果は皆さんご存知の通り、予選からスプリントレース、決勝レースまでマルク・マルケスが圧倒的な勝利を飾る展開となった。練習走行、予選から圧倒的なスピードとペースを発揮したマルク・マルケスだが、決勝レースではタイヤ空気圧が規定よりも低いというトラブルに見舞われた。

マルク・マルケスはこの状況からも優勝を手にしたわけだが、その凄さは見ているだけ、彼のインタビューを読むだけではわからないかもしれない。そこで、今回はコラムとしてマルク・マルケスが日曜日の決勝レースで見せた戦略の転換、そして極限のコンディションでどれほど凄いことをしていたのかを解説したい。

問題はタイヤの空気圧が低かったこと

マルク・マルケスは今年からDucatiレノボチームに移籍しており、チームとの働き方、マシンのセットアップについては、チームと共に最適な関係を作りあげている途中だ。今回決勝レースにおいてマルク・マルケスのDucati GP24.5(選手がこう呼んでいるので、あえてこの表記にしている)のタイヤ空気圧が低かったのは、チームもマルクの走り方、タイヤへの熱の入れ方を理解しきれていない部分があったのかもしれない。

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情報提供元 [ 気になるバイクニュース]

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