■予選:9月21日/決勝:9月22日
■開催地:ミザノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェッリ(イタリア)
■レース周回数:27周(114.102 km)
ミシュランタイヤの性能が存分に引き出され重要記録が多数更新
ドゥカティが母国でコンストラクターズタイトルを決定
ミシュランが出場全車に公式タイヤを供給しているMotoGP世界選手権の第14戦エミリア・ロマーニャGPが開催され、Ducati Lenovo Teamのエネア・バスティアニーニがグランプリレース(決勝レース)を制して今季2勝目を飾りました。そして、イタリアのバイクメーカーであるドゥカティは、この先にまだ6大会も残した段階で、今シーズンのコンストラクター選手権のタイトル獲得を母国イベントで決めました。
今大会は、前戦である第13戦サンマリノGPと同じサーキットでの開催でした。マシンのセットアップが進んだことから、サンマリノGPと同じ技術仕様であるミシュランMotoGP公式タイヤの性能が一層引き出されることに。その結果、オールタイムラップレコード(当該サーキットにおけるMotoGPマシンでの史上最速ラップタイム)、土曜日のスプリントレースにおけるファステストラップ、スプリントレースの優勝レースタイム、日曜日のグランプリレース中のファステストラップ、そしてグランプリレースにおけるファステストラップといった重要記録の数々が更新されました。
エミリア・ロマーニャGP優勝
エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・デスモセディッチGP)
そもそもこの週末はカザフスタンGPが行われる予定でしたが、同GPは洪水による被害の影響などから開催中止に。その代替イベントとして、第13戦サンマリノGPと同じミザノ・サーキットで、その所在地であるエミリア・ロマーニャ州を大会名として行われました。
同じサーキットでの2大会連続開催によってミシュランMotoGP公式タイヤの性能が存分に引き出されることになり、バスティアニーニの優勝レースタイムは従来記録を18.768秒も一気に更新する素晴らしいものでした。そして、彼の優勝によりドゥカティはMotoGP通算100勝目を達成。グランプリレースのトップ5をドゥカティ勢が占め、このイタリアのバイクメーカーは今シーズンのコンストラクターズタイトル獲得を早々と決めました。
【画像】【MOTOGP 2024 ROUND 14 EMILIA-ROMAGNA】ミシュランタイヤの性能が存分に引き出され重要記録が多数更新 (8枚)
情報提供元 [ 日本ミシュランタイヤ ]
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