
写真:Ishizaki Nobuki / Komai Toshiyuki
目次
2024 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦 スーパーバイクレース in SUGO JP250クラス
■開催日:2024/05/25
■開催場所:スポーツランドSUGO
参戦ライダーおよびレースリザルト
ライダー名:久川 鉄平
クラス:JP250 インタークラス
リザルト
・予選:2位
・決勝:総合1位/インタークラス:1位
ライダー名:森山 浬
クラス:JP250 ナショナルクラス
リザルト
・予選:8位
・決勝:総合6位/ナショナルクラス:2位
レースレポート
「2024 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦 スーパーバイクレース in SUGO JP250クラス」にWebikeチームノリックヤマハから久川 鉄平選手と森山 浬選手が参戦しました!
【Webikeチームノリックヤマハ からのコメント】
監督:阿部光雄
1回目の走行から久川鉄平は2番手を引き離してのトップタイム。
森山浬は昨日転倒があり病院での検査もあったほどだったので1回目は様子見的な走行でした。
1回目同様、2回目、3回目と鉄平は2番手を1秒以上引き離すほどの好調さ。
浬は2回目には自己ベストになり、3回目は1分44秒前半にタイムを上げ、予選43秒台で期待できる走りをしていました。
予選で鉄平は41秒台狙いでしたが、強風もあり2番手に終わったものの単独走行でのタイムでアベレージも良く決勝に期待です。
浬は1分43秒483までタイムを伸ばし総合8位、NAクラス3位でした。
決勝で鉄平はスタートからトップに立ち、1度も譲らず2番手に8秒以上の差をつけてぶっちぎりの総合優勝でした。
浬はスタート良く5番手前後を走ったりしましたが、総合7位、NAクラス2位でした。
鉄平はレースウイークを通して好調を維持して、走り出しから速さが出て、一人で走ってもアベレージスピードが高く、大きな成長を感じました。
浬は今年から本格サーキットでのレースと、JP250では1年目と考えると大変良い結果を残し、将来大変楽しみです。
MFJ JP250はまだ2戦目を終えたばかりですが、両ライダーともクラスランキングトップに奢らず、トレーニングに励み、益々の成長をして世界で勝てるライダーに育ってほしいと願っております。
皆様の応援を宜しくお願い致します。
メカニック:村野 雅也
今回の全日本ロードレース選手権in SUGOではチームとしては素晴らしい成績でインタークラス優勝、ナショナルクラス2位を獲得できました。
阿部監督もヨーロッパから帰国していて、昨年からのトレーニングの成果を阿部監督に見せられた大会だったと思います。
久川選手はウィーク通して凄く安定した走りで常にトップタイムを出していて、予選では2位になってしまいましたが決勝では優勝する事が出来て次の6月の筑波大会でも優勝目指してチーム一丸となり頑張っていきたいと思います。
森山選手は木曜日の走行で大転倒をしてしまいましたが、金曜日からは走行が出来て徐々にですがタイムも上がっていき予選では自己ベストを大幅に塗り替える走りになりました。決勝でも良い走りでクラス2位と良い結果になりました。
次の筑波大会ではもっと上にいけるようにチーム一丸となり頑張っていきたいと思います。
ライダーコメント:久川 鉄平 選手
[予選]
レースウィーク通して単独で走ることを心がけ、予選も単独でスタートしました。しかしあまりにも風が強すぎて単独ではタイムを出すことが出来ず、集団を探して後方から追いかけるようにしました。ポールポジションは獲得できませんでしたが単独走行でのアベレージタイムは良かったので決勝は行けると自分に言い聞かせました。
[決勝]
スタートが上手くいき1周目をトップで帰ってくることができました。2番手の選手が転倒していると気づいたのは3周目です。後方とのタイムさも知り絶対ぶっちぎると決め、単独走行でもファステストラップを獲得出来、結果無事トップでレースを終えられました。
今回の結果はメカニック、関係者、スポンサーの皆様のおかげです。本当に感謝しかありません。 次戦の筑波の全日本でも優勝出来るようにチーム一丸となり頑張っていきたいと思います。
ライダーコメント:森山 浬 選手
[予選]
最初から速い集団の後ろにつくことができたのですが、他の集団に引っかかってしまったりなどして、上手くアタックする時間が取れませんでした。 最後のアタックラップはバックストレートで2台分のスリップストリームを使える所に付けていたのですが、前のライダー2人がバックストレートでアタックをやめてしまい低速になった為、スリップストリームをほぼ使えず、単独でタイムを出すこととなってしまいました。
[決勝]
スタートからトップ集団のペースが良く、少しずつ離されてしまいました。 4位争いとなったセカンドグループで常に先頭でエンドラインを通過することを心掛け、最終ラップまで走り切りました。 後半は自分のペースが上がってきて、後方のライダーに抜かれてもすぐに抜き返せる余裕がありましたが、トップ集団に落ち着くことができずに、セカンドグループのトップでレースを終えました。
このレースウィークでは木曜日の走行で転倒してしまいチームやメカニックさんにご迷惑をかけてしまいましたが、次の日にはマシンを完璧に直して頂き走れるようにして頂きチームやメカニックさんに感謝しかありません。次の筑波大会でも一生懸命頑張っていきたいと思います。
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