皆さん、こんにちは。アクセル全開🔥【ぶんぶん!みかちゃんねる】の『みか』です!
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
今年初めての記事です。
今回は私が2023年に走った「もて耐」7時間耐久レースについて、なぜ参戦することになったのか、レース当日の様子まで2回に分けて様々な視点で深掘りしていきます。
最後まで見て頂けたら、幸いです。
目次
ロードレースの種類
まずバイクのレースには大きく分けて1人で走り競い合う「スプリントレース」、何人かでチームを組み団体で競い合う「耐久レース」の2種類があります。
スプリントレースは、決められた周回数をいち早く周回した人が優勝者となります。皆さんもよく知っているロードレース最高峰の世界選手権「MotoGP」や国内最高峰の「全日本ロードレース選手権」もスプリントレースとなります。
一方、耐久レースは規定時間内に最も多くの周回数をこなしたチームが優勝となります。通称「鈴鹿8耐」で有名な鈴鹿8時間耐久ロードレースもその一つです。国内屈指のモータースポーツイベントとなっているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
参加に至るまでの経緯
まず耐久レースと聞くと敷居が高いと感じる方が多いでしょう。
私も自分が参加するとは思いませんでした。ましてや、世界GPが行われているモビリティリゾートもてぎの国内最大の草レースと言われている「もて耐」に初めから参戦しようとした訳ではありません。段階を経て、挑戦したその経緯をお伝えしていきます。
2021年4月初4時間耐久レース
2020年からバイクに乗り始めて1年の私。走る事が大好きで走行会に通う日々。サーキットの走行会に行くにつれて、サーキットの仲間が増えました。ツーリングもそうですよね。ツーリングで様々な場所へ足を運ぶと様々な出会いがありますよね。
サーキット仲間ができ、レースの話題が上がってきました。まず私が1番に思った事は「初心者が出れるレースはあるの?」です!(笑)
その時はレースの事を全く分かりませんでしたが、調べるうちにこれなら出れるかもと最初に挑戦した耐久レースが模擬レースの参加型4時間耐久レースでした。
当時レーサーを持っていなかった私は、公道用の自分のバイクで参加できるレースを狙って参加しました。公式レースとは違いレギュレーションがそこまで厳しく無いので、自分自身のバイクで出れる事が魅力的でお手軽でした。スタートやレースの雰囲気を味わう事が出来たと同時に、仲間と4時間走り切って普段の走行会では感じられない達成感を経験しました。この時から耐久レースの虜です。
草レースって何?普通のレースと何が違うの?
草野球は知っている人もいるでしょうが、「バイクの草レースってなんだろう?」と考える方が多いと思います。公式レースとは違い、バイクメーカーや元プロ監修の元に行われるアマチュアレースのことです。草レースでも、初心者~上級者まで幅広く楽しめます。自分のレベルに合ったレースが見つかると良いです。
「初心者がレースに参加するのは難しい」と感じてしまうかもしてません。ところが、初心者でも参加し「バイクって楽しい」「ツーリングとは違った喜びを感じられる」ような取り組みを行っているレースが増えています。もて耐もその一つです。
バイクは楽しく走るものなので、タイムを競うだけでなく「安定して長く走る」スタミナや「安定感」を重視する耐久レースもあります。
ツーリングのように、仲間と走ったり先々でライダー同士の交流を深めたりするのも楽しいのですが、レースは新たな楽しさやワクワク感を教えてくれます。フルマラソンと同じで、勝敗を競うのではなく「安全に完走する」「走ることを楽しむ」レースも増えています。
初心者はもちろんですがバイクから遠ざかっていたリターンライダーの方も、バイクの楽しさを再認識できるように、参加型のレース形式を取っている耐久レースもあります。
私の参加した「もて耐」とは
「モテたい!」ではなく、栃木のもてぎサーキットで開催される耐久レースが「もて耐」です。
115cc以上250cc以下のバイクで参戦可能なオープンクラスやNEO STANDARDクラスもあります。まだレースに不慣れな方は、土曜日に開催される3時間決勝レースを狙ってみるのもいいでしょう。初めての参加でいきなり7時間は難易度が高いと感じていた方も、まずは「3時間のもて耐」から楽しまれています。私も初めは3時間から挑戦しました。
当レースは「耐久レースに不安がある」初心者ライダーが安心して参加できるような初心者講習会やアドバイザー制度、公開練習会や車検相談会など、初めてのレースに不安を感じずに参加できるような配慮が行き届いています。
2022年9月もて耐3時間
チーム員と話し合った結果、3時間耐久に参戦することになりました。2022年公開練習で何回かもてぎを走り、この頃から少しずつタイムを気にしたり、どうしたら今より上手く走れるのか考えながら、試行錯誤して走っていました。
普段、自分のCBR 250RRに乗っておりセッティングを考えた事はありませんでした。この時は3人で3時間耐久に挑んだのですが、ギア比をロングにした方が良いとなり前日に変更しました。変更した途端にブレーキのタイミングが早いせいで回転数が落ち切ってしまい、開け始めでバイクがついていきません。結果タイムが遅くなり、苦戦しました。
バイクのセッティングを変える事によってこんなにも乗り心地が変わってしまうので順応する能力も養っていかなければならないと感じました。それと同時にどんなバイクでも自由自在に乗りこなしてしまうプロのライダーの凄さを目の当たりにしました。この時の悔しさは今でも忘れられません。
来年はもっと上手く走りたいという気持ちが芽生えました。
7時間耐久レースに必要な準備のことも3時間を経験することで理解が深まり、次のステップである「7時間耐久レースもて耐」をより深く味わえます。
まとめ
私は段階を踏んで次のステップのレースに参加しました。初めから大きな耐久レースに参戦した訳ではありません。初めは模擬耐久レースで皆と走る楽しさを知りました。
そして、草レースに参加する人は、性別も年齢も経験も関係なく「バイクが好き」って気持ちで走っています。参加費は必要ですし、賞金が出るわけでもない、ただ走りたい気持ちがあれば誰でもサーキットで走れるのはこの上なく嬉しいですよね。バイクが好きであれば、一度はレースというスタイルで思いっきり走ってみたくなるはず。
どうせサーキットを走るのなら 憧れのレーサー気分で、一度はレースにチャレンジしてみませんか?世界が変わりますよ、間違いなく。かっこいい・レースに参加してみたい、理由はなんでもいいです。また新たな感覚、感情が芽生え新しい発見に繋がるかと思います。
次の記事は、もてぎ7時間耐久ロードレース「もて耐」(MFJ承認競技会)までの準備や当日の様子について、詳しくお伝えします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。次回もお楽しみに!
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ぶんみかさんは、初め公道で走るのも怖いくらいで、スキルアップで大型二輪の免許を取得し、CBR250RRに慣れていった経緯があると聞きました。そこからサーキットに挑んでいく姿を目の当たりにして(YouTubeで拝見した程度ですが)、僕にも出来ると思わせてくれる、サーキットのしきいを下げてくれるので、私もサーキット走りたいです。それが僕の夢です。夢は叶えるものと、決めているので、いつかは・・・!。
ぶんみかさんの記事は、いつも参考にさせて頂いてます。
レースに参加するのは敷居が高いとしか想像つかないけど、段階を踏めば実現させていけるんですね!
私も少しづつレース参戦にチャレンジしていきたいと思います。