皆さん、こんにちは。アクセル全開🔥【ぶんぶん!みかちゃんねる】の『みか』です!

バイク乗りでしたらあったら便利だなと一度は思ったことのあるトランポ。バイクを車で運ぶことができれば、公道で乗れないレーサーを走らせることも出来ますし、サーキット走行するための道中、高速道路などの長旅を快適な車で過ごせます。

今回は、CBR250RRを積んでいる私のトランポについてお話ししたいと思います。

トランポとは

トランスポーターの略語でバイクを積んで走れる自動車のことを言います。レース用のナンバーが付いていない車両を運ぶ際に使用します。走っている時にバイクが倒れないよう、タイダウンベルトで固定を行い運搬します。

誰もがトランポと聞いて思いつくのがハイエースだと思います。トランポのなかでも王道で、大型バイクも十分に積載できて、なおかつ工具や周辺機器、装備品なども満載できるのも良いところです。ですが、乗用車としては大きすぎると感じる方もいらっしゃるかと思います。乗用車と兼用となると乗り心地も考えますよね。

ミニバンや軽バン、軽トラ、さらにはトレーラーなどの選択肢もあるのをご存じでしょうか?意外にも色々な車にバイクを載せることができるので、気になる方は先入観を持たずに自由に色々とトランポ選びを楽しむと良いと思います。

現在、私のトランポはステップワゴンです!

私が1番初めにトランポとして購入した車は2022年4月【HONDA N-VAN】でした。免許取得してからペーパードライバーで車自体にも慣れていなかったため、軽自動車を選びました。軽自動車なので燃費も良く小回りのきく車両だったので初めての車だったのですが、徐々に慣れてきました。街乗りとしても快適でした。

トランポとしては良かったのですが、助手席を倒して積むので左側の視認性が悪くなるのと発電機や大きい荷物を積むと積載量がパンパンになってしまいました。そこで、車にも慣れてきたので乗り換えようと決断しました。2022年12月に【HONDA ステップワゴン】に乗り換えました。N-VANよりも車高が低く、積みやすいと感じます。ワゴン車なので、車内も広くバイクを一台積んでも三人は乗車できます。

ちなみに、現在ステップワゴンに積載用カスタムはしておりません。

一応、元からフックがついておりますが、心許ないです。しっかり固定できるフックがあると安心なので、そのうち、カスタム出来たら良いと思っています。

トランポでカスタムしたい箇所はもう一つあり、床張りも憧れます。今は通常のシートなので床がフカフカで不安定で、掃除もしにくいです。いつかは床張りにしたいですね。

バイクを積んでみよう

積み下ろしは誰しもすぐに出来るわけではありません。私もその内の一人でした。

他の方が積み下ろしをしている際、見学をして自分が行う時のシュミレーションを行っていました。積み下ろしをする際、私の場合、身長が157cmでハンドルから手が届かなくなってしまう事があるので、事前に届くかどうか確認しておきましょう。

初めのうちは一人で積む事が出来ませんでしたが、支えてもらいながら行ったりと、何回も練習する内に少しずつ出来るようになってきました。今もですが、積み込みする際には万が一の時の為に後ろで見てもらっています。

最初は小さいバイクから練習した方が安心かと思います。

積み下ろしのコツ

バイクを積む際は2通りの方法があります。エンジンをかけて行うか、そのまま助走をつけて運び入れるか。

私は力が無いため、エンジンをかけて積み込んでいます。もし、そのまま出来るようでしたら助走をつけて運び入れた方が安全です。なぜなら、クラッチミートが甘いとエンストしてしまったり、ラダーの上で空転してしまったりすると脱落や倒してしまう危険があるからです。

バイクを下ろす際はしっかりラダーにタイヤが乗っているか確認しながら下ろしましょう。車両でタイヤがラダーに乗っているか見にくいので、はじめのうちは後ろから見て貰うと安心です。

積み込む際に必要なもの

車に積み込む時の必需品と固定する際、役立つ道具をお伝えします。

ラダー、フロントホイールクランプ、タイダウン、ウエスなどは用意したほうがいいでしょう。

ラダー

積み下ろしする際は、タイダウンで車とラダーを固定しましょう。何かの拍子でラダーが滑り落ちてしまう事を防ぎます。

ラダーレールの形状

「ストレートタイプ」と「湾曲タイプ」があります。湾曲タイプのほうが耐荷重が大きいので、重量のあるバイクをお持ちの方は湾曲タイプを選んだほうが良いでしょう。
耐荷重を超える重量のバイクを載せるとラダーレールが破損するおそれがあります。自分のバイクの重量を確認したうえで、耐荷重に余裕のあるラダーレールを選ぶようにしましょう。

ラダーは2本あると安心

バイクを載せるためのラダーレールは1本あれば足りますが、バイクを積み込むときに車両を支えるのは自分自身です。ラダーレールがバイク用の1本しかない場合、自分とバイクの高低差が生じることになります。慣れていない人がこの状態でバイクを載せようとすると、バランスを崩してバイクが倒れたり脱落したりする恐れがあります。

このようなトラブルを防ぐため、自信がない人はバイク用のラダーレールと人間用のラダーレールの2本掛けにするのが良いでしょう。2本掛けなら、バイクを押して坂道を上るときのような感覚で積み込むことができます。ラダーレールを2本用意できない際は踏み台などを用意して、できるだけ高低差を無くすようにすると良いと思います。

私の場合、ステップワゴンは車高が低い為バイクが手元から離れる事なく積み下ろしができるためラダー1本で行っています。踏み台も使用した事がありますが、足元が見えにくいのと不安定になってしまうので、そのまま積み下ろししてます。自分のやり易い方法を見つけて、行うようにしましょう。

フロントホイールクランプ

バイクをトランポで運搬する際は、とにかくフロントホイールが動かないように固定する事が重要です。積載されたバイクは、トランポの加速時よりブレーキング時の方が安定を失いやすいので、バイクが前方に動かないようにフロントタイヤをしっかりクランプで固定すると安定します。

フロントホイールクランプは大きくて重いので、運ぶ際は腰に気をつけて運んで下さいね(笑)。

フロントホイールクランプ番外編

メンテナンススタンドをかける時には車体を直立させる必要があるので、一人でスタンドアップするにはコツがいります。しかし、フロントホイールスタンドを使えば車体は直立状態を維持出来るので、一人で簡単にメンテナンススタンドをかけることが可能です。メンテナンス時にも役立ちます。

タイダウン

車両を固定する為に使用します。私は車の手すりからステップにかけて、クロスで固定しています。固定の仕方は多種多様ですので、しっかり固定できる方法が見つかったら幸いです。

ウエス

タイダウンと車両が擦れて、傷がつかないようにするために使用します。

サーキット走行時にトランポで持っていくもの


必要なもの
装備品・携行缶・給油ポンプ・工具

走行時あった方が良いもの
発電機・タイヤウォーマー・前後スタンド・テーブル・イス

こちらが私が持って行っている物になります。

発電機やタイヤウォーマーはあった方が安心です。数周すればタイヤは温まりますが、手加減していても冷えゴケしてしまう事があります。私もウォーマーを巻いてなかった時、1周目で転倒してしまった経験があります。タイヤウォーマーの大切さを知り、それから巻くようになりました。あった方が始めから安心して走れるのでオススメです。

イスとテーブルは、私の必需品です。走行の空き時間に昼食を食べるなどゆっくりできたり、装備品を置けたりと何かと便利で基本的に持っていきます。
全日本ロードレースでもよく使われているシナノテントさんのチェアを使ってます。『ぶんみか』オリジナルチェアを作って頂きました♪

まとめ

ハイエースなど大きな車をお持ちの方や、2列目のシートを全部取り外している方は積載に余裕があるかと思いますが、私のステップワゴンですとぴったりの積載になります。なので、ジグゾーパズルのように考えて積載をしています。積み方は多種多彩!私もまだ色々と模索中です。

皆さんも工夫されている点がありましたら、是非共有して頂けたらと思います!まだトランポした事がない方は是非参考にしてみてください。最後まで読んで頂きありがとうございました。

12/10(日)ライパGP3時間耐久レースに参戦します。今年最後の耐久レースとなります。応援、よろしくお願い致します!

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コメント一覧
  1. 鮫ちゃん より:

    同じ年代のステップワゴンスパーダをトランポしてます
    私の固定場所は、、、
    運転席、助手席のシートレール後部のカバーを外したとこの金具と
    ベルト式牽引フックを2列目シートのシートベルトに共締めしてるので、車体右後部からのタイダウンをそこにかけます
    輪っかになったベルトなので、椅子を取り付けた時も、全く違和感なしです
    結構ガチガチに固定されます
    山道飛ばしても全然動かないですよ

  2. 隆史 より:

    ステップワゴンやノアなどをトランポとして使うのは身近で車両代もリーズナブルで良いですよね☀️
    詳しい説明で参考になりました🙇
    次の記事も楽しみです🎵

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