ポール・リカール・サーキットで開催されたFIM世界耐久選手権2023年シーズン最終決戦のボルドール24時間レース第86回大会において、Yoshimura SERT Motulが優勝し、YAMALUBE YART Yamaha EWC Official Teamが年間タイトルを獲得した。

オーストリアを拠点とするYARTは、この伝説的な24時間レースでEWCのタイトル争いに加わっていた6チームのうちの1チームであったが、気温の問題により何度もピットインを余儀なくされ、レースは、緊迫した雰囲気が最後まで漂っていた。

ディフェンディング・チャンピオンのF.C.C. TSR Honda Franceが03:30にテクニカル・トラブルでリタイアし、BMW Motorrad World Endurance Teamが2度の予定外のピットインでトップ争いから脱落したため、YARTは、EWC最大の賞を獲得するために、フォーミュラEWCクラスで9位以内でフィニッシュする必要があった。

ヤマハR1誕生25周年を記念した特別カラーリングをまとったブリヂストン・トリオ、ニッコロ・カネパ選手、マービン・フリッツ選手、カレル・ハニカ選手は、完璧な走りを披露。ゴールまで何度もレースをリードし、最終的には、4位でフィニッシュし、EWCタイトルを獲得した。

「チームは、素晴らしい仕事をしてくれたね。彼らを本当に誇りに思うし、チームメイトも素晴らしい走りをしてくれたよ。」とチェコ人ライダー、ハニカ選手は語った。「このチャンスを与えてくれたヤマハに心から感謝しているよ。どのライダーも優勝を目指してこの選手権に参加しているんだ。だから、僕たちもベストを尽くさないと勝てないんだよ。」

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情報提供元 [EWC × Webike 世界耐久選手権サポートサイト]

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