ドゥカティがマシンを供給する「2023 FIM Enel MotoE世界選手権」に向けたレーシングマシン「V21L」プロトタイプの生産開始が発表された。ミケーレ・ピッロが最初のテストを実施してから約1年を経て、生産は12月にスタート。23台が2月中旬までに完成する予定となる。レースに参加する18台のバイクに加えて、5台のスペアマシンが主催者に提供される見込みだ。

MotoGPと併催される電動レース「MotoE」マシンはエネルジカからドゥカティへ

2019年から開催されている電動バイクによるワンメイク世界大会「MotoE」では、従来イタリアの電動バイクメーカー・エネルジカ製の「エゴ・コルセ」が使用されていたが、2023年のシーズンではドゥカティが代わってマシン提供を発表。2022年からプロトマシンが製作され、テストを繰り返していた。

今回完成したマシン「V21L」プロトタイプは、ドゥカティ・コルセ開発の電装、シャーシに加え、「パニガーレV4」をはじめとしたスポーツモデルの設計プロセスが組み合わされたもの。ドカティはこのマシン製作によってEV生産と研究を重ね、次世代の電動ロードバイク開発へ繋げることを発表している。その「V21L」プロトタイプが実際のサーキットを走るのは、2023年世界選手権出場のライダーによる最初の公式テスト。3月6日~8日にヘレスサーキット、4月3日~5日にバルセロナのカタルーニャ・サーキットでのテストが行われる。

レースデビューは、5月13日(土)のフランスGP。2023年のMotoE世界選手権は8つのグランプリで構成され、6月11日の週末にムジェロ、次の週末にザクセンリンク、6月25日にはアッセンへ。夏休みを挟み、8月にはシルバーストン・サーキット、レッドブルリンク、9月にはカタルーニャ、ミサノで最終グランプリが開催される予定だ。

 

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2023年MotoEの公式マシンとなるドゥカティ「V21L」プロトタイプ。総重量は225kgで、260kgだった従来のエネルジカ「エゴ・コルサ」に対して軽量化を追求している。

 

情報提供元 [ DUCATI ]

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