
阿部監督コメント
新年明けましておめでとうございます。
阿部真生騎の近況を報告いたします。
2023年、WSBK のSSP600クラスにイタリアチームVFTレーシングから出場する事が決まり、そのテストとトレーニングで2023年2月中旬辺りまでスペインに滞在します。
2022年12月24日バレンシアに到着、そのまま宿泊先となるバレンシア郊外の借り屋に入りました。
25日は早速バレンシア郊外のミニバイクコースと、隣接された広場で2ストロークの 65ccに12インチタイヤを履いたバイクでスライドさせながらの練習で汗を流し、26日はバレンシアから300kmほどの所にあるCartagena(カルタヘナ)サーキットへ移動、27日から29日までの3日間、来年走るマシンYZF-R6で初のチームテストでした。
初日は戸惑いながらの走行でしたが、2日目、3日目と調子を上げタイム的にも1分38秒2と初日より5秒以上のタイムアップでスタッフも賞賛でした。
SSP600は日本のST600マシンとは違いチューニングされた高性能マシンで、加速、スピードともかなり速いようでした。
2Dと言うライディング、サスペンション、エンジン等データ収集能力の非常に高い機械がついており、テレメトリーと言われるコンピューター専門家が真生騎専属に就き、良い所、悪い所が一目瞭然でライディング技術の向上に大変役立つようでした。
30日は雑事に追われ、31日はトレーニングバイクを積み込むバントラックを探しにバレンシア市内に行ったり、スーパーマーケットでの買い物で終わり、元旦は休みですが、2日から連日のバイクでトレーニングです。
1月12日から15日までヘレスサーキットでチームテストがあり、他は12月30日に届いたYZ250MXでひたすら走行トレーニングです。
昨年もたくさんの応援を有難うございました。
2023年も宜しくお願いいたします。
Webikeチームノリックヤマハ 監督 阿部光雄
この記事にいいねする