■大会名:2021筑波ロードレース選手権シリーズ第3戦
■開催日:2021年08月28日(土)
■開催場所:筑波サーキット
■参戦ライダーおよびレースリザルト
#98 阿部 真生騎
出場クラス:ST600 IN(インターナショナル)クラス
予選:クラス1位 / 総合1位
決勝:クラス1位 / 総合1位

#31 青田 魁
出場クラス:ST600 NA(ナショナル)クラス
予選:クラス4位 / 総合7位
決勝:マシントラブルによりDNS

レースレポート

2021年08月28日(土)、筑波サーキットにて筑波ロードレース選手権シリーズ第3戦が開催されました。
チームノリックから阿部真生騎選手、青田魁選手の2名が参戦。
真生騎選手は筑波RRでは負け知らずで今回もクラス、総合ともに優勝となりました。
また、今年からST600クラスに出場している魁選手はこの所タイムを大きく縮めて来ており好調だったのですが、今回はマシントラブルにより決勝は走れず。
しかしながら、前日の練習や予選を見る限り成長が見られる走りで、今後の期待が膨らみます。

阿部真生騎

■2021筑波ロードレース選手権シリーズ第3戦 ST600 IN(インターナショナル)クラス
予選:クラス1位/総合1位 決勝:クラス1位/総合1位 Best Time:59.666

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青田魁

■2021筑波ロードレース選手権シリーズ第3戦 ST600 NA(ナショナル)クラス
予選:クラス4位/総合7位 決勝:マシントラブルによりDNS

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阿部光雄監督コメント

コロナ禍と酷暑の中でしたが、無観客と厳しい健康チェックを施し、日程通り第3戦が行われました。
今回はST600のIN(インターナショナル)クラスに阿部真生騎(17歳)、NA(ナショナル)クラスへ青田魁(カイ・15歳)の2人の出場でした。
魁は木曜日、真生騎は金曜日から練習に入り、土曜日の予選、決勝に備えました。
魁はここのところ調子を上げてきており、中々2秒台を切れなかったのですが、木曜日には1分1秒4、金曜日には0秒9までタイムを伸ばすことができました。
真生騎は6月以来の筑波走行で、金曜日はセッティングに時間を費やし、59秒8までタイムを伸ばしました。

迎えたレース当日。

[予選] 魁は徐々にタイムを上げ、1分0秒0まで伸ばし0秒台に入ろうとするところでマシントラブルが発生。
アタック中断をせざる得なくなりました。
結果は総合7位、クラス4位でした。

真生騎は前日練習のフロント問題がまだ解決せず、Gセンス(オーリンズ)の技術者の藤井氏と相談した結果を踏まえ変更を施しました。
いきなりの予選でしたが、良い方向に進んだらしく、58秒9までタイムを伸ばし、酷暑の中では大変良いタイムでポールポジションでした。

[決勝] 魁はエンジン内部の損傷で修復不可能のため出場取りやめになりました。

真生騎はトップスタートで先頭に立ち、3周目から9周連続で59秒台で走り、後半は疲れと、タイヤの消耗で1分0秒台でしたが、2番手に最大5秒以上の差をつけトップを譲ることなく18週を走りきり優勝でした。

今回の決勝日は高湿度と37度という高温の中で、ライダー、スタッフとも大変疲れるレースとなりました。
魁はせっかく本来の速さが出てきたかなと思わせる練習から予選だったのですが、不運にもエンジンの故障でレースを走ることは成りませんでした。
しかし良くなる兆しははっきりと出てきたので、残りのもてぎRRと筑波RRがそれぞれ1戦ずつ、表彰台を目指し頑張ってほしいと思っています。
真生騎は今年の筑波は全日本の第1ヒート雨レースを完走しただけで、他3レースは転倒で完走がなく、今回はこの時期としてはタイムも良かったのですが優勝を飾れて良かったと思います。

 

photo by Ishizaki Nobuki

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