
■大会名:「全日本ロードレース選手権 第6戦」
■開催日:2019年8月31日(土)・9月1日(日)
■開催場所:岡山県 岡山国際サーキット
■ライダー/レース結果
全日本 J-GP2クラス
#14 阿部恵斗 決勝:7位
レースレポート
岡山国際サーキットで開催された「全日本ロードレース選手権 第6戦」に阿部恵斗選手が参戦!今回車両セッティングを変更したことによりマシンの戦闘力をUPできたので、高タイムが期待されました。
予選はドライコンディションで自己ベストを更新!1分33秒760でしたが、マシンの性能を活かしきることができず、目標としておいた32秒台には届きませんでした。
決勝では好スタートを決め順調に順位をあげていきました。ベストタイム1分44秒416を刻みましたが、レース途中で天気が崩れ赤旗中断。最スタートはウェットコンディションとなり、果敢にトライするも最終結果は7位でした。
セッティングや難しいコンディションへの対応が求められ、阿部恵斗選手の経験値は高まってきており、今後が期待できる状況です。
次回は9月15日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで行われる「2019 SUGOロードレースシリーズ第4戦」に阿部真生騎選手が参戦いたします!応援をよろしくお願いします!
阿部恵斗
予選:9位/決勝:7位 Best Time:1'44.416
阿部恵斗選手コメント
前日練習はユーズドタイヤで少しですがタイムアップ出来たので、新品タイヤを入れたのですが雨が降ってきてしまいあまり良いタイムは出せませんでした。
予選はドライコンディションで行いました。序盤から自己ベストを出せていたのですが、中々上位に上がれず1分33秒760で9番手からのスタートでした。
決勝はドライコンディションスタートでした。スタートは決まり4つポジションをあげることが出来ました。ですがダブルヘアピンの2つ目で接触してしまい1つポジションを落としてしまいました。その後雨の影響で転倒車両が多くなり赤旗で中断となってしまいました。
レース再開は12周で行われました。ウエットコンディションでした。スタートは決まりポジションをあげることが出来たのですが、バックストレートで2台に抜かれてしまい7番手を走行していました。
レース中盤、前の車両が転倒し1つポジションを上げ6番手を走行していました。前とは少し差があり中々差が埋まらずポジションをあげることが出来ませんでした。
最終ラップの後半セクションで自分のミスにより後ろとの差が埋まってしまいました。そして最終コーナーもミスしてしまい、メインストレートで抜かれてしまいそのままチェッカーフラッグを受けました。結果は7番手、タイムは1分44秒416でした。
今回の反省点としては最後に焦ってしまい自分が大きくミスをしてしまったということが悪いところだと思いました。ですが、今までの課題であったスタートは克服できたので良かったです。
次戦のオートポリスは表彰台に乗れるように頑張ります!
最後にチームの皆様、サポートしてくださった皆様、応援してくださった皆様本当にありがとうございました。
阿部光雄監督コメント
2019年8月31日−9月1日 ライダー 阿部恵斗 J-GP2クラス
8/30(金) フリー走行
午前中は、雨は上がりましたがフルウエットでした。
午後はドライで、新しいタイプのエキゾーストパイプの感じはよく、大幅タイムアップを期待したのですが、後半雨が降ってきたのと使えるタイヤが限られており、小幅のタイムアップに終わりました。
8/31(土) 予選
早いうちから自己ベストの更新ができ目標の1分32秒台の期待が高まったのですが、ペースが上がってきた為かバイクの挙動が変わり、戸惑ったのもあり、自己ベストの更新はできたのですが、目標には届きませんでした。
9位 ベストタイム1分33秒76
9/1(日) 朝フリー、決勝
朝のフリー走行はニュータイヤの皮むき(ニュータイヤから3周ほどは滑りやすいい)がメインの最終調整でしたが、雨がパラつき出し、皮むきだけで終了でした。
決勝はドライ路面で好スタートを切り1コーナー侵入では5番手にジャンプアップ、しかし1周目は6番手で通過、6番手からの追い上げを期待しましたが3周目に降雨により赤旗中断。レインタイヤに変えての再スタートも上手くゆき、7番手で1周目を帰って来ました。
前車1台に転倒があり、6番手で進みましたが、残り1周、7番手走行車から0.5秒ほどのアドバンテージがあったのですが、ラストラップの最終コーナーで後ろから抜かれない意識があり、突っ込みすぎのミスがありゴール線前にかわされ7位ゴールでした。
今回は天候不順に悩まされ、ドライ、ウエットコンディション共にセッティングを煮詰めることが難しいシリーズでした。しかし条件は皆同じなのでチーム、ライダー共々悪条件の中でも結果を残せる様に切磋琢磨しなければいけない事を痛感しました。
恵斗が2020年の飛躍を期待できる走りを、チーム一丸となって残り2戦に託したいと思います。
応援をよろしくお願いいたします。
photo by Ishizaki Nobuki , Komai Toshiyuki
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