■大会名
全日本ロードレース選手権  併催 MFJ CUP JP250

■開催地
栃木県/ツインリンクもてぎ

■開催期間
2018年4月5日~7日

■ライダー
#9 森 俊也

■監督
鶴田竜二

■結果
予選 7位
決勝 7位

全日本ロードレース選手権 併催 MFJ CUP JP250 第1戦 結果報告

4月7日/予選 総合7位 インタークラス5位

決勝日の朝一番から行われた予選では強い雨に見舞われヘビーウェットでの予選となりました。

新型Ninja250ではまだウェット路面での走行経験が少ないこともあり様子を見ながらのタイムアタックとなりました。セッション序盤は15番手付近を走行していましたが、ウェット路面の感触を掴みだした中盤から後半にかけて一気にタイムアップし5番手までジャンプアップに成功。

しかしラストアタックでは後続を引っ張ってしまうという形になってしまい7位で予選を終えました。
7位と言う結果には満足できませんでしたが、1位~9位までがCBR250RRの独占と考えますと、まだまだフルにポテンシャルを発揮出来ない新型で頑張ったと思います。

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4月7日/決勝 総合7位 インタークラス4位

朝から寒い一日になりました。コースコンディションはライン上のみ乾いているハーフウェット路面に加えレース中に雨がぽつぽつと降ってくるというとても難しいコンディションでのレースとなりました。

全車ドライタイヤでレースはスタート。森選手は好スタートを決め1コーナー進入では7番グリットから4位までジャンプアップ。3コーナーまでに6位まで順位を落としてしまいますが3コーナーで1台、5コーナーで2台前を走る選手が転倒し再び4位まで順位を挽回し1周目を4位で通過します。

スタートからの滑り出しは良かったものの、1年間熟成され戦闘力の高いCBR勢を前に、思うようにペースが上げられず、2周目の3コーナーまでに6位までポジションを落とし、その後90度コーナーからビクトリーコーナーの区間でギア抜けを起してしまい2周目に11位までポジションを落としてしまいます。

3周目には13位までポジションを落とし、その後はペースを上げていくことができないまま徐々に集団から離され単独走行となってしまいました。8周目の3コーナーでトップ集団の中で多重クラッシュが発生。ポジションは7位まで繰り上がり、そのまま単独走行のまま残り2Lapを走り切り、総合7位(クラス4位)でゴールしました。

今回の結果は少しラッキーな部分もあり総合的にみて早急なポテンシャルアップが必要と感じました。しかし、次戦5月のオートポリスまでには確実にテストを重ねCBR勢と遜色なく戦えると実感しました。

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【森 選手 コメント】

4月7日/予選 ウェット

予選から従来のAPカウルから新型カウルに変更して挑みました。新型カウルに変更したことによりストレートエンドでの回転数が200回転ぐらいアップしいい手応えを感じました。

3コーナー、S字コーナーの進入でリアサスペンションが入らずバンク角を深くすることが出来なかった為、セッティングを変更するか迷いました。しかし、タイヤが冷えるリスクや25分間という短い時間でタイムを出さないといけないという状況の中、なにが最善かを考えた結果、周回を重ねタイヤに熱が入ったのを確認しながらタイムアタックする作戦に切り替えました。

徐々にペースを上げていきタイムアップしていきましたが、リアの感触が良くないことが影響し、最終的に7位で予選を終えました。

4月7日/決勝 ドライ

決勝はウェットパッチの残る難しいコンディションとなりました。ウォーミングアップラップの5コーナーでハイサイドで転倒しそうになり荒れるレースになることが予想できました。
スタートがうまくいき、1周目は4番手。2周目の90度コーナーからビクトリーコーナーの間でギア抜けをしてしまい、11番手までポジションを落としてしまいました。
決勝に向けて変更したセッティングが、あまり良くなくタイヤのグリップ感を掴むことができずペースを上げることが出来ませんでした。

その後は単独走行の12位となっていましたが、残り2周で前の集団で多重クラッシュがありポジションが繰り上がり、7番手でチェッカーを受けることができました。
JP250開幕戦となる今回は同時に新型Ninja250のデビューレースとなりました。当然TRICKSTARとしてはデビューウィンを達成したかったのですが、車両が手に入ったのが2月。急ピッチで作業を進めていきましたが、熟成された他メーカーの車両と互角にレースをするにはエンジンパワーで勝る、新型Ninja250をもってしても厳しい戦いとなってしまいました。

ECU、マフラー、足回りなど改善点がまだまだたくさんあります。新型Ninja250はまだまだこれからです。
次戦、オートポリスラウンドでは新型Ninja250の初優勝を勝ち取ることができるよう取り組んでいきます。今回もご支援頂きました各スポンサー様、御関係者様、応援頂いているファンの皆様に感謝しております。
引き続き応援よろしくお願い致します。

今回のレースウィークでは、ブレーキングからバイクをバンクさせるところの旋回性を上げる事を意識して、足回りのセッティングを進めていきましたが、自分の思った旋回性を出すことが出来ませんでした。
しかし、ウェットコンディションを走ることによりマシンの方向性を見つけることができ、次戦に向けていい収穫となりました。次戦のオートポリスでは、新型Ninja250のポテンシャルをさらにアップさせて優勝を目指していきます。最後にいつもサポートをしていただいている各スポンサー様チーム関係者様、応援頂いてるファンの皆様ありがとうございます。引き続き応援よろしくお願いします。

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【鶴田竜二監督 コメント】

JP250開幕戦となる今回は同時に新型Ninja250のデビューレースとなりました。当然TRICKSTARとしてはデビューウィンを達成したかったのですが、車両が手に入ったのが2月。急ピッチで作業を進めていきましたが、熟成された他メーカーの車両と互角にレースをするにはエンジンパワーで勝る、 新型Ninja250をもってしても厳しい戦いとなってしまいました。

ECU、マフラー、足回りなど改善点がまだまだたくさんあります。新型Ninja250はまだまだこれからです。次戦、オートポリスラウンドでは新型Ninja250の初優勝を勝ち取ることができるよう取り組んでいきます。
今回もご支援頂きました各スポンサー様、御関係者様、応援頂いているファンの皆様に感謝しております。引き続き応援よろしくお願い致します。

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