
2月27日(火)東京のリバークレイン本社にて、2018年Webikeチームノリックヤマハ体制発表会が開催された。
全日本参戦9年目の今年、Webikeチームノリックヤマハは「世界に通用するレーシングライダーを育てる」というチームノリック発足からの方針に則り、9歳からチームノリックで育成してきた阿部恵斗(あべけいと)選手(14歳)が全日本ロードレース選手権J-GP2クラスにフル参戦する。
阿部恵斗選手は昨年、筑波ロードレース選手権J-GP3クラスに非力なTZ250F(TZ125のフレームにYZ250エンジンを搭載)で参戦し、ランキング2位。全日本スーパーモト選手権S2クラスで優勝するなど、着実にステップアップしてきた。
また、新たに青田魁(アオタカイ)選手(12歳)と阿部真生騎(アベマイキ)選手(15歳)がチームノリックに加入。青田選手は筑波ロードレース選手権S80クラスを中心に参戦。ノリックこと故阿部典史選手の息子である阿部真生騎選手は、昨年からバイクに乗り始めたばかりだが、筑波ロードレース選手権J-GP3クラスに参戦予定。
Webikeチームノリックヤマハ 阿部光雄監督コメント
2017年シーズンは上和田拓海をチームノリックからステップアップさせる1年として、全日本ではJSB1000にチャレンジいたしました。
今年は長年サポートしてくださる株式会社リバークレインの社長信濃氏とノリックこと故阿部典史が夢とした、MotoGPチャンピオンを育てると言う本来のチームポリシーに沿って、9歳からチームに在籍している14歳の阿部恵斗を全日本選手権J-GP2へ送り出し、3年計画で2020年にJ-GP2のチャンピオン、2021年にモト2へ、その3年後の2024年にはモトGPライダーになりチャンピオンを目指して欲しいと願い、本格的チャレンジ1年目として夢の実現に全力を尽くします。
同じく将来のMotoGPチャンピオンを夢見る12歳の青田魁(アオタカイ)を、筑波ロードレース選手権S80クラスを主戦に6月の第2戦から出場させる予定で、桶川スポーツランドの関東ロードミニ選手権などにもチャレンジさせる予定です。
また昨年11月22日に初めてバイクに乗った、故阿部典史の長男阿部真生騎(アベマイキ)を、やはり筑波ロードレース選手権第2戦よりTZ125フレームにYZ250エンジンを搭載したGPMonoで、J-GP3クラスへ出場させるように準備を進めています。
少数弱小チームでは有りますが株式会社リバークレイン他多数のサポート企業の協力を得まして、夢に向かって突き進んでゆきます。
未来のMotoGPライダーを育てるために、引き続き皆様の暖かいご声援とご支援をよろしくお願いいたします。
■Webike Team Norick YAMAHA チーム体制
◆チーム体制
監督 :阿部光雄
ライダー :阿部 恵斗(アベ ケイト)【全日本ロードレース選手権 J-GP2クラス】
:青田 魁(アオタ カイ)【筑波ロードレース選手権S80クラス他】
:阿部 真生騎(アベ マイキ)【筑波ロードレース選手権J-GP3クラス他】
チーフメカ:永安 公造
メカニック:石崎 直樹
【全日本ロードレース選手権 J-GP2クラス】
▲阿部 恵斗
【筑波ロードレース選手権S80クラス他】
▲青田 魁
【筑波ロードレース選手権J-GP3クラス他】
▲阿部 真生騎
◆マシン
YZW-N6【全日本ロードレース選手権 J-GP2クラス】
TZ250F【筑波ロードレース選手権J-GP3クラス】
◆レースサポート
ヤマハ発動機株式会社 YAMALUBE ブリヂストン KYB株式会社 SHOEI KUSHITANI
サクラ工業株式会社 アドバンテージ アグラス 株式会社エヌ・ティー・エス NGK D.I.D YSP横浜南
YFデザイン Dr.馬場 サーティワンアイスクリーム野田店
◆チーム運営サポート
株式会社リバークレイン
この記事にいいねする