
■大会名:全日本ロードレース選手権シリーズ 第9戦 鈴鹿サーキット
■開催日:2017年11月4日(土)~11月5日(日)
■開催場所:三重県 鈴鹿サーキット
■ライダー/レース結果
J-GP2クラス
#33 ケミン・クボ 決勝:7位/総合:10位
全日本ロードレース選手権シリーズ第9戦が三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。
J-GP2クラスには、タイランドヤマハ チームノリックのケミン・クボ選手が参戦しています。
前回はリタイアによりポイント獲得とはなりませんでしたが、その悔しさを晴らすべく挑んだ最終戦!
天候に恵まれたフィナーレに相応しい2日間となりました。
予選レポート
土曜日の予選では、予選開始後の早い段階でサーキット上にアクシデントが発生。赤旗中断となりました。
その後再開されると、少しずつペースを上げていき、6周目のタイムとなる2'12.773が予選通過タイムとなって決勝は12番グリッドからのスタートなりました。
決勝レポート
決勝は1周5821m、15周のレースで行われます。
12番手からスタートしたケミン選手はレース序盤、好調に順位を上げていきます。2周目には8番手まで上がりました。その後、しばらくは8~9番手を争う形で攻防が繰り広げられます。そして13周目には前走車を抜き、7番手となりました。その後ポジションを守りつつ7着にてフィニッシュ!
今回の獲得ポイントは17となり、最終戦を終えて累計76ポイントで総合ランキングでは10位となりました。
J-GP2クラスに初挑戦となった今シーズン。更にはアジアロードレース選手権SS600クラスにも参戦しながら戦った1年間。
多くの経験から大きな成長を遂げたことに違いありません。
これからもケミン選手の応援をよろしくお願いします!
#33 ケミン・クボ
決勝リザルト:7位 Best Time:2'12.097
ケミン・クボ 選手コメント
直前にタイのブリーラムで行っていたテスト走行からそのまま鈴鹿の最終戦に入る形となりました。
木曜日の走行では、色々セッティングを試すことから始めました。その結果、フロントのチャタリングとリアの滑りに問題が出てきました。これらの問題を抱えたままではスピードに乗って曲がることができず、タイムも13秒台しか出ていませんでした。
金曜日ART走行では、予選と決勝に向けたセッティングを決めることを目標としてサスペンションを色々調整しましたが、チャタリングが残ったままでした。
予選では精一杯走り、12秒台に入ることができましたが、12番手でした。
朝のフリー走行で再びサスペンションとタイヤのセッティングを変えて、最終のセッティングを確認しました。
最終レースを目前に、これまでで一番チャタリングが少ないセッティングを決めることが出来ました。
そして決勝。12番グリッドからスタートし、2台抜けて10位に上がれました。
しかし4週目からタイヤが消耗しはじめたことから、フロントのチャタリングの兆候が顕れてきました。それでも出来る限りペースを落とさないように12秒台をキープして走ると自己ベスト2:12.09が出せました。
結果は7位でフィニッシュできました。
1年目の全日本選手権が終わってしまいました。
皆様の声援に応えるような良い成績を残すことが出来ず、本当に申し訳ありませんでした。
来年、再び走ることが出来れば期待に応えられるように頑張ります!
いつも応援して頂いた皆様、阿部監督をはじめとするチームとタイヤマハモーターの皆様、1年間本当にありがとうございました!
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