
■大会名:全日本ロードレース選手権シリーズ 第4戦 ツインリンクもてぎ
■開催日:2017年6月10日(土)~ 6月11日(日)
■開催場所:栃木県 ツインリンクもてぎ
■ライダー/レース結果
JSB1000クラス
#47 上和田 拓海 決勝:18位
全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦 JSB1000クラスでウェビックチームノリックヤマハの上和田 拓海選手が出場し、6月の梅雨シーズンとは思えない晴天の中、サーキットを加熱させる熱い戦いが繰り広げられました。
土曜日に行われたJSB1000の予選はノックアウト方式となります。金曜日に行われた走行枠では自己ベストが出たこともあり、更なる自己ベスト更新が期待されました。
ノックアウト方式ではQ1の結果、最も速い記録を残した3台はQ3へ、次いで速かった7台がQ2へ進み、以降のライダーはQ1においてラップタイムを競いQ2以降の決勝グリッドを狙います。
2時間に及ぶ予選を経て、上和田選手はQ2以降の進出は叶わず21番グリッドとなるところでしたが、予選中のペナルティによる罰則を受け決勝グリッドは最後尾となる32番グリッドからスタートとなってしまいました。
迎えた日曜日の決勝。晴天のドライコンディションが続きます。
スタートダッシュが期待される中、見事なスタートで2周目には19番手まで浮上します。その後、10周目で前走車で転倒が発生したため18番手に上がるかと思いきや、これまで接戦を繰り広げてきた眼前のマシンとの差が開き始め再び19番手となります。
15周でも前走車が転倒し、18番手へと上がります。そのまま最終周まで順位変動はなく、18位でフィニッシュとなりました。
惜しくもペナルティにより最終グリッドからのレース開始となりましたが、ピットウォークの際、ファンからも期待されたスタートダッシュに見事応えてくれました!
次回は6月24日~25日のオートポリスで全日本第5戦が開催されます。
応援をよろしくお願いします!
上和田 拓海
決勝リザルト:18位 Best Time:1'52.739
上和田 拓海 選手コメント
予選前日の走行では自己ベストを出ていたこともあり、予選に入ればまだまだタイムアップは出来る!と余力を感じていました。
しかし実際に予選が始まってみると、クリアが取れなかったり、中々リズムに乗れずタイムを更新することが出来ませんでした。さらに、予選走行中の自分のシフトミスが危険行為と判断され、ペナルティーを受けることになってしまい、予選結果は最後尾の32番グリットになってしまいました。
相当厳しいレースになると思いましたが、状況をしっかりと受け止め、なんとか食らいついて追い上げていこうと決めて決勝に臨みました。
そして決勝レースでは良いスタートを決める事ができて、1周目通過する時には14台を抜いて19位となりました。
そこから中々ペースを上げる事が出来ず、結果的には18位でのゴールとなりました。
まだまだ自分に足りない物が多すぎる事、そしてライダーとしての実力の足りなさを身に染みて痛感しました。
すぐにオートポリスでのレースを控えているので、自分の考え方を変え、もっと上位で走れる為には何が必要か、何をしなければならないかをしっかりと考えて、取り組んでいきたいと思います。
今回もたくさんのファンの皆様、そしてたくさんのサポートして下さるスポンサーの方々、本当にありがとうございました。
上和田 拓海
photo by Ishizaki Nobuki , Komai Toshiyuki
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