■大会名:もてぎロードレース選手権 第2戦
■カテゴリ:JP250
■開催日:4月16日(土)
■開催場所:ツインリンクもてぎ(栃木県)
■コース:ドライ

2016年4月16日(土)に「もてぎロードレース選手権 第2戦」が開催。Webikeチームノリックヤマハから中原美海選手がJP250に出場しました。

前日、前々日の練習走行では着実にタイムを伸ばしていたものの、他の走行車両と接触、転倒してしまい、マシンを破損させてしまいました。
なんとか、予選までに車両を走れる状態には修復したものの、マフラーが変わった事によりセッティングが崩れ、エンジンパワーを出し切れない状態となってしまいました。

その状況で決勝を迎える事となり、結果的に7位でゴール。練習走行時の転倒までは調子が上々であったため、悔しさの残る結果となりました。

中原 美海

■もてぎロードレース選手権シリーズ JP250
リザルト:7位 Best Time: 2'22.280

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= 中原 美海選手コメント =

【14日(木)】
午後からセッティングの為に走行し、予選と決勝で使用する車両のテストをしました。

最低重量の規定クリアのため、ウエイトを積んでの走行であるため、どこに積むかという所で調整が必要でした。

【15日(金)】
15日の走行では、14日に積んだウエイトを分散させ、レースでどれくらい燃料を積むかの調整をする為にコースに入りました。
前日よりも良い感触で一周毎にタイムも上がり、次にタイムアタックするつもりで走行しました。

5周目に130RからS字の入り口の間で、前車両のリアタイヤと私のフロントタイヤが接触して転倒してしまいました。

ピットに戻ったあと、転倒による車両の破損が酷く、修復は難しいと言われ諦めていました。
私自身も首と足のつけ根に痛みが有りましたが、「やっぱり出場したい」という思いを伝え、なんとかマフラー以外は、その場にある部品で修復してもらいました。

破損したマフラーを換えるべく、いろいろなところを探してもらい、「ドッグファイトレーシング」さんに無理をお願いして送ってもらうことに。そして決勝の朝に届き、無事にマフラーを取り付けることができました。

【16日(土) 】
交換したマフラーを取り付けて、セッティングのデータを書き換えてもらいましたが、「このマフラーは今までのデータが無いから難しい」と言われました。
でも、今の状況で頑張るしかないと思い、予選に望みました。走行の結果、予選10番手で終わりました。

午後からの決勝ではスタートが上手くいき、一気に5番手に入る事が出来ましたが、3コーナーに入るとセッティングの問題かエンジンが失速、一気に7番手に。
ダウンヒルもストレートもスピードが乗らず、ブレーキングと立ち上りを素早くして対応しました。
後続車両にはピッタリとスリップに付かれていましたが、なんとか順位を落とさずにゴールすることが出来ました。

今回はマシンを壊してしまい、皆さんにご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
次回までにはウエイトを積んだ車両で練習を重ね、去年に出したベストタイムまで戻せるように頑張ります。
Webikeチームノリックヤマハのファンの皆様、チーム運営サポートの皆様、スポンサーの皆様有り難うございました。

中原美海

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photo by Ishizaki Nobuki

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