レベルの高いシリーズへチャレンジ

2016年シーズン、T.Pro Inovationは、アジアロードレース選手権(ARRC)を始め、FIM CEVレプソルMoto2ヨーロッパ選手権に全日本ロードレース選手権J-GP2クラスで実戦開発してきたNH6を引っさげてNTS T.Pro Projectとしてレベルの高いシリーズにチャレンジします。ライダーには、21歳のフランス人ライダー、アラン・テシェを起用します。

アジアロードレース選手権には、今年もマレーシアのYUZY HONDAとコラボレーションし、T.Pro Yuzy Honda NTSとして4年目のシーズンを迎えます。SS600クラスでは、昨年、小山知良がランキング2位、チームランキングも2位となり、後は頂点を狙うのみとなっています。今年も小山をエースに17歳の羽田太河と昨年と同じラインナップで臨みます。

UB130には、マレーシアのアジー・ハケム・アヌアとベトナムのブイ・ドイ・ホン、そしてAP250に檜山拓実を起用します。CEVへのチャレンジに伴い全日本J-GP2クラスでの活動は縮小しますが、マシン開発を兼ねて岩田悟をスポット参戦させる可能性があります。

昨年、全日本J-GP2クラスを走った亀井駿は、筑波・もてぎの地方選手権を中心に腕を磨きます。

応援してくださる全ての皆さんと共にレースシーンを盛り上げる活動を行って行きます。
T.ProInovationの2016年シーズンにご期待ください。

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コメント

小山知良コメント
「早いものでT.Proで走るようになって4年目になります。昨年は、ランキング2位になりましたが、勝つことができませんでした。今まで足りなかったものを補える努力を、このシーズンオフにも磨いてきました。その成果を感じることができていますし、今年こそ優勝、そしてチャンピオンを獲得できるように全力を尽くします」

羽田太河コメント
「今年は転倒をなるべくしないように、確実な成長を目指すと共に、まずは表彰台獲得を目の前の目標にし、確かな自信を持って優勝できるようになることが最大の目標です。小山選手という尊敬すべきライダーが近くにいることは、すごく大きいですし、チームも全力でサポートしてくれていますので、期待に応える走りができるように頑張ります」

手島雄介監督コメント
「まず2016年シーズンも、NTS様、ホンダ様、Webike様、MSK様を始め、多くのスポンサー様のおかげでレースを戦えることに感謝申し上げます。今シーズンは、昨年惜しくも獲得できなかったアジア選手権SS600クラスチャンピオン
を筆頭目標に、NTS T.Pro Projectで2年間全日本選手権で開発を進めてきたNH6でCEVにチャレンジすることに心を躍らせております。

また、国内の活動では"T.Proらしさ"を強調した活動を行って参ります。毎年掲げていることですが、価値のあるチーム、レース活動を心に邁進して参ります」

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