
2016年3月4日(金)、「Team Norick 2016年体制発表会」を、東京・世田谷にあるリバークレイン本社にて行いました。
■チームノリック監督:阿部光雄コメント
「2016年シーズンはWebike Team Norick YAMAHA(ウェビックチームノリックヤマハ)から全日本J-GP2クラスへ2人、併催のJP250クラスへ1人、筑波のS80とスポットでGP-monoクラスへ1人が参戦。また新たにYAMAHA Thailand team Norick(ヤマハタイランドチームノリック)からタイ人ライダー2人を地方選手権ST600クラスへ参戦と、大変期待の持てる6人のライダー構成で1年間を戦います。
Webike Team Norick YAMAHAは、ノリックがMotoGPチャンピオンを育てることを目標に創設されてから、2016年で11年目を迎えます。2016年は、全日本ロードレース選手権J-GP2クラス2年目の上和田拓海と、全日本ルーキー 弱冠16歳、岡本裕生との2台体制で、相当厳しいと思われる全日本チャンピオンを目指します。今年の全日本J-GP2クラスは若いライダーが増え、レベルの高い、激しいレースが予想されます。ようやくこのクラスが、Moto2、MotoGPへと駆け上がって行くライダーが育つような環境になってきたかなと思います。
しかし、上和田は2015年の最終戦、鈴鹿MFJグランプリの走りと、今オフのトレーニングを見ると、十分チャンピオンを狙えると思っております。また岡本もモタードトレーニング等で、上和田に勝るとも劣らない走りを見せており、大変期待が持てます。
全日本選手権と併催のJP250にチャレンジする中原美海は、昨年より250ccへステップアップ。メキメキと速さを増して、大の男を相手に引けを取らない走りが出来るようになりました。今年は一段と磨きをかけ、チャンピオンを目指し頑張ります。阿部恵斗は、とにかく走ることが大好きで、その年齢からすると、とんでもなく速く、巧く、将来が物凄く楽しみな13歳です。
2016年、Team Norickは新しいチャレンジをスタートします。新たに「YAMAHA Thailand Team Norick(ヤマハタイランドチームノリック)」を立ち上げ、才能豊かなタイの若手ライダーを日本のレース環境でトレーニングし、将来のMotoGPライダーを育成するプロジェクトです。チーム名こそ「YAMAHA Thailand TeamNorick」ですが、Webikeさんには多方面にわたり、大変協力を頂いています。
ライダーは、2015年アジア選手権とタイ選手権でYZF-R25とR3で出場した17歳のピラポン・ブーンラートと、タイ選手権にR3で出場していた16歳のケミン・クボの二人です。二人とも、地方選手権ST600クラスとアジア選手権に2~3レース出場させる予定です。
昨年10月より二人はタイでモタードバイクでのトレーニングを開始し、日本、タイと数回にわたり、モタードバイク、ST600車両、オフロードバイク等でトレーニングを重ねましたが、非凡の才能を発揮し、大変育て甲斐のあるライダーだと実感しています。
今年も我がチームは精鋭揃いですが、育つも、育たないも皆さんの応援次第です、どうかよろしくお願い致します。」
■ウェビックチームノリックヤマハ 2016年参戦体制
◆ チーム名 「ウェビック チームノリック ヤマハ」 (Webike TEAM NORICK YAMAHA)
◆ チーム体制
監督 : 阿部 光雄
ライダー : 上和田 拓海 (カミワダ タクミ) 【全日本選手権 J-GP2クラス】
: 岡本 裕生 (オカモト ユウキ) 【全日本選手権 J-GP2クラス】
: 中原 美海 (ナカハラ ミウ) 【地方選手権 JP250クラス】
: 阿部 恵斗 (アベ ケイト) 【地方選手権 S80クラス及びGP-monoクラス】
▲上和田拓海選手
▲岡本裕生選手
▲中原美海選手
▲阿部恵斗選手
チーフメカ : 永安 公造
メカニック : 石崎 直樹、高山康弘、中川若廣
◆ マシン
YZW-N6(YAMAHA YZF-R6ベース)【全日本選手権 J-GP2クラス】
YZF-R25【地方選手権 ST250クラス】
◆レースサポート
ヤマハ発動機株式会社
ブリヂストン株式会社
KYB株式会社
株式会社エヌ・ティー・エス
SHOEI
KUSHITANI
YAMALUBE
アグラス
D.I.D
アドバンテージ
NGK
isa
YFデザイン
YSP横浜南
サーティワンアイスクリーム野田店
Dr.馬場
◆チーム運営サポート
株式会社リバークレイン
■ヤマハ タイランド チームノリック 2016年参戦体制
◆ チーム名 「ヤマハタイランドチームノリック」 (YAMAHA Thailand Team Norick)
◆ チーム体制
監督 : 阿部 光雄
ライダー : Peerapong Boonlert (ピラポン・ブーンラート) 【地方選手権 ST600クラス】
: Keminth Kubo (ケミン・クボ) 【地方選手権 ST600クラス】
メカニック : 高山康弘、中川若廣
▲Peerapong Boonlert (ピラポン・ブーンラート)
Keminth Kubo (ケミン・クボ)
◆ マシン
YAMAHA YZF-R6
◆レースサポート
ヤマハ発動機株式会社
ブリヂストン株式会社
KYB株式会社
株式会社エヌ・ティー・エス
SHOEI
KUSHITANI
YAMALUBE
アグラス
D.I.D
アドバンテージ
NGK
isa
YFデザイン
YSP横浜南
Singha Beer
Yamaha Riders Club Thailand
◆チーム運営サポート
株式会社リバークレイン
Webikeチームノリックヤマハ及びヤマハタイランドチームノリックの2016年シーズン始めのスケジュールは
◆3月12日 筑波ロードレース選手権 Peerapong Boonlert (ピラポン・ブーンラート)選手、Keminth Kubo (ケミン・クボ)選手:ST600クラス、阿部恵斗選手:S80クラス
◆3月19、20日 もてぎロードレース選手権 Peerapong Boonlert (ピラポン・ブーンラート)選手、Keminth Kubo (ケミン・クボ)選手:ST600クラス、中原美海選手:JP250クラス
◆4月9,10日 全日本ロードレース選手権筑波 上和田拓海選手、岡本裕生選手:J-GP2クラス、中原美海選手:JP250クラス
と目白押しです。
是非サーキットに足を運んで、将来のMotoGPライダーを目指すウェビックチームノリックヤマハのライダーに暖かい声援をお送りください。
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