■大会名:2015MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦 / 2015FIMアジアカップロードレース日本大会
■カテゴリ:J-GP2 / AsiaCUP
■開催日:8月22日(土)~23日(日)
■開催場所:ツインリンクもてぎ

2015年8月22日(土)~23日(日)、「ツインリンクもてぎ2&4レース」が開催。Webikeチームノリックヤマハからは、上和田拓海選手が2015 全日本ロード選手権 第5戦 J-GP2クラスに参加、中原美海選手は2015 FIMアジアカップロードレース日本大会に参戦しました。

もてぎ2&4レース・アジアカップロードレースは、4輪のスーパーフォーミュラの走行した後になるため、難しいコンディションでの走行となります。4輪のタイヤのラバーやカスがコース上に残る中で如何に良いタイムを出すか、難しい一戦となります。

 

上和田選手にとって怪我からの復帰戦となった今回のレース、怪我の影響もあり練習走行からペースが上がらずに、予選も15番手と出遅れます。
フリー走行でも15番手とペースが上がらないまま、決勝前には雨も降り始め、路面はウェットコンディションでのレースとなりました。
雨の中で不安な部分を解消していくことで少しずつポジションアップしていきましたが、ラスト2周で転倒。復帰戦を残念な形で終えてしまいました。

 

中原選手は今回、普段とは違う150ccのマシンでのレースでした。ライバルたちのほとんどがデータの取れた同車種で参戦する中、唯一のヤマハマシンR-15で挑みました。
予選こそ16位だったものの、その後のフリー走行では2秒近くもタイムを伸ばし7位。決勝レース1でもそのペースを崩さず周囲の転倒や違反ペナルティによる降格もあり、4位入賞を果たしました。
決勝レース2でもさらにペースを上げ、ベストラップタイム、トータルタイムともにタイムを伸ばしましたが、アジア勢のライダー達のタイムアップもあり、中原選手は13位となりました。

 
次戦のWebikeチームノリックヤマハは、9月5(土)~6日(日)に開催される「もてぎロードレース選手権 第5戦」に参戦。岡本選手がST600クラスに、中原選手がST250クラスに出場します。ファンの皆様の温かいご声援を引き続きよろしくお願いいたします!

上和田 拓海

■全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦 J-GP2  
【決勝】16位 / Best Time: 不明 曇り ウェット 【予選】15位 / Best Time: 1'56.213 曇り ドライ

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=上和田拓海選手コメント =

今回はケガから復帰して、初めてのレースでした。
前日まで、全然ペースを上げる事ができず、そのまま予選に響く形となり、結果予選は1分56秒213で15番手。5月の全日本もてぎラウンドよりもタイムが落ちてしまいました。

日曜日の決勝レース前に雨が降り、ウェットコンディションでのレースとなりました。
ドライでは不安な部分が多くあったので、ウェットコンディションになってチャンスだと思い、レースに挑みました。
スタートは良いとは言えないですが、まずまずのスタートを切れて、11番手までポジションアップしたところで赤旗、
再スタート後も少しポジションアップは出来て、入賞も見えた位置を走れていたのですが、ラスト2周の第4コーナー立ち上がりで転倒してしまいました。

今回はレースウィークを通して、復帰したとは言え、まだケガが完治していない事から、転倒をしない事を第一に心掛けて挑んでいただけに、メカニックの方やチーム関係者の皆様、スポンサーの方々に多くの迷惑をお掛けしてしまいました。

今回はライディングはもちろんのこと、気持ちの面などの反省点がはっきりと見えた1戦となりました。
次戦の筑波ラウンドまでにしっかりと今回得た課題について考え、準備していきたいと思います。

今回も、関係者の皆様はじめ、たくさんの方々の応援や多くのサポート、本当にありがとうございました。

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中原 美海

■アジアカップロードレース日本大会  
【決勝】[Race1] 4位 / Best Time: 2'36.594 曇り ドライ [Race2] 13位 / Best Time: 2'36.530 曇り ドライ 
【予選】16位 / Best Time: 2'38.270 曇り ドライ

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=中原美海選手コメント =

FIMアジア国別対抗日本ラウンド

金曜日特別スポーツ走行でYAMAHA R-15のセッティング調整のために2本走行しました。他のライダーはすべてHonda CBR150Rという中での走行でした。
1本目の走行では全体の8番手で終わり、ストレートの伸びが厳しいことを伝え、スプロケットの丁数変更をして、2本目を走行しました。

土曜日
予選

金曜日の特スポ2本目で使用したスプロケットでタイムアタックをしましたが、タイム、スピード共に伸びず、予選結果は16番手で終わりました。

レース1
スタートは1コーナが混戦となり18番手に落ちましたが、それでもS字コーナーで抜いて行き前に出ました。
これ以上順位を下げたくなかったので、前方を走る車両よりブレーキをギリギリまで我慢して、アクセルも前方車両よりも早く開けて頑張りましたが、CBR150の方がストレートが速くて抜かれてしまう、ということを繰り返しました。
4周目、90度で2台がスリップダウンして順位が上がり、1コーナーで単独転倒しているマシンがいてまた順位が上がりました。コーナーでまた2台が転倒していて順位が少しずつ上がって行きました。
最終ラップ、90度コーナーでトップの集団の2台が転倒していて2位上がりそのままチェッカー。
チェッカーは8位で受けましたが、正式結果は4位でした。理由は外国人の人が黄旗無視をしていたからです。

レース1のときの反省点は、1コーナーの混戦の勝負に負けた事とマシンを上手く使いこなせなかった事です

レース2
グリッドは、前日と同じ16番グリッド。
また1コーナで激しい混戦でしたが昨日の失敗をせず強引に1コーナーに入る事が出来ました。
S字コーナーで前の車両よりブレーキを遅く掛けて抜く事が出来ました。V字コーナーで6台のバトルになり 前方の3台が転倒して、そこで一気に13位まで上がりました。
3台のバトルとなって、何回かストレートで130Rに抜かれてしまったけど、S字コーナーで抜き返しましたが、前のライダーを抜けずチェッカー。
順位は13位でした。

レース2の反省点はもう少しアクセルを早く開け もう一歩ブレーキを奥まで掛ける事が出来たら 順位を上げる事が出来たと思います 。

スポンサーの皆様 チーム関係者の皆様
webikeチームノリックヤマハのファンの皆様 有り難う御座いました。
残りレース4戦有りますので、良い結果を報告出来るように頑張ります。

次のレースは、茂木でST250です。
自己ベストを更新して上位入賞目指して頑張りますので、応援よろしくお願い致します。

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photo by Ishizaki Nobuki,Toshiyuki Komai

▼フォトギャラリー
【Webike Team Norick YAMAHA】ツインリンクもてぎ2&4レース

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