
■大会名:2015 筑波ロードレース選手権シリーズ第1戦
■カテゴリ:J-GP2クラス、ST600クラス、ST250クラス
■開催日:4月4日(土)
■開催場所:筑波サーキット
■天候(決勝)
J-GP2:曇り、ST600:曇り、ST250:曇り
■コース(決勝)
J-GP2:ドライ、ST600:ドライ、ST250:セミウエット
2015年4月4日(土)、筑波サーキットで筑波ロードレース選手権シリーズが開幕。Webikeチームノリックヤマハからは、岡本裕生選手がST600クラスとJ-GP2クラスに、中原美海選手がST250クラスに出場しました。
岡本裕生選手は、目標タイムまでもう一歩届かずも自分の走りに集中し、ST600クラスは見事ポールトゥウイン。J-GP2クラスは1000ccのJSBクラスと混走のレースで、終盤にトップの1000ccマシンを抜き、ダブルウインを達成しました(J-GP2は参加台数が少ないため賞典外)。
中原美海選手は雨の影響が残る難しい路面コンディションの中、ジャンプスタートのペナルティーを受け、そのまま前の車両に追いつけず悔しい結果となりました。
岡本 裕生
= 岡本裕生選手コメント =
今回WエントリーでST600クラスと、GP2クラスにも参戦しました。
予選では雨が降ってしまいましたが、ST600クラスでは前回の鈴鹿で雨を走っていたので、前回と同じく焦らず走り、なんとかポールポジションを取ることが出来ました。
J-GP2クラスでは、予選決勝共に1000ccのマシンと混走だったので、予選では位置取りが難しく、思うようにタイムが伸びず総合2位でした。
ST600クラスの決勝では、スタートが上手く決まりホールショットを取ることが出来ました。序盤からペースを上げていき、後ろを引き離せたのですが、目標としていた59秒台に入らず、後半に後ろから追い詰められましたが、自分の走りに集中してなんとか逃げ切り、優勝する事が出来ました!
J-GP2クラスでは、スタートは上手く決まったのですが1000ccの加速に負け、2位につけました。スリックタイヤにまだ慣れてなおらず、タイヤに熱が入るまでの最初の2、3周は慎重にいきました。1000ccとはストレートスピードが違うので、立ち上がり重視でスリップを使って後ろにつけ、残り3周の第1ヘアピン立ち上がりで並んでトップをかわし、そのままトップでゴールしました!
目標としていたタイムには届きませんでしたが、両レース共に優勝出来て自分の中で自信に繋がりました。
今回も、チームの皆様をはじめ、沢山のスポンサー様、応援して下さった皆様、本当にありがとうございました!
中原 美海
= 中原美海選手コメント =
金曜日のスポーツ走行では、1分11秒までタイムを縮める事が出来ました。トップライダーまであと3秒。もう少しタイムを短縮出来れば上位まで上がれるので、自信が有りました。
土曜日、午前8時から公式予選がありました。タイムは1分12秒、グリッドは12番手でした。
予選の途中、雨が降ってきてしまい、転倒だけは避けたくてタイムアタックは断念しました。
決勝では、路面は一部乾いていましたが判断が難しく、最終的に初のレインタイヤで望むことにしました。
スタートでは初めてジャンプスタートをしてしまい、ピットインしてstop & goのペナルティーを受けなければならず、最後尾になってしまいました。
その後、前の方に車両は見えたけれど、追いつかずそのままチェッカー。とても悔しい結果となりました。
反省点は、タイヤ選択を間違えた事と、予選でもっと上位にあがれれば良かったと思っています。
応援して下さったサポーターの皆様、チーム及び関係者の皆様、ありがとうございました。
次は、もてぎロードレース選手権第2戦に参戦します。上位を狙って頑張ります。
photo by Ishizaki Nobuki
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