
■大会名:2015 鈴鹿・近畿選手権シリーズ第1戦
■カテゴリ:鈴鹿インターJ-GP2クラス、近畿ナショナルST600クラス
■開催日:3月29日(日)
■開催場所:鈴鹿サーキット
■天候:曇り/雨 コース:ウェット
2015年3月29日(日)、鈴鹿サーキットで近畿選手権シリーズが開幕しました。
第1戦となる鈴鹿サンデーロードレースには、岡本裕生選手と、本年度からJ-GP2にステップアップした、上和田拓海選手が出場しました。
天候は生憎の雨でしたが、J-GP2クラスでは上和田拓海選手が予選1位、決勝1位となり優勝しました。
ST600クラス、岡本裕生選手は、予選1位となり、決勝はベストラップを叩き出しましたが、惜しくも4位の成績でした。
= 上和田拓海選手 =
「今回は全日本開幕に向けての練習として、鈴鹿サンデーロードレースに参戦しました。事前の練習と前日の練習では少しずつタイムは上げられて行けたものの、鈴鹿のコースを中々攻略出来ず、目標タイムまで届かずにレースまで来てしまいました。
そしてレース当日、雨が降ってしまい、ウェットコンディションでのレースになりました。予選ではいきなりのウェットだったので、戸惑いがありましたが、とにかく落ち着いて少しずつペースアップしていき、ポールポジションを獲得する事が出来ました。
決勝ではスタートが上手く決まらず、3番手まで落としてしまいましたが、焦る事はせずにしっかりと落ち着いて、後ろは気にせずに、前だけを考えて自分の走りに集中しました。
ラスト3周で追いつく事が出来、最終ラップの1コーナーをトップでゴールする事が出来ました。
GP2での初レースでしたが、雨の中でのウェットレースで優勝出来て、自分にとって自信に繋がる部分がありました。
しかし、まだまだ全日本開幕までに戦えるだけのスキルまで達していない事は事実です。
これからトレーニングと練習をしっかりとこなし、もっともっとレベルアップ出来るように頑張ります!!
今回も、チームの皆様をはじめ、沢山のスポンサー様や沢山の応援して下さった皆様に感謝しています。本当にありがとうございました!!」
一方、ST600クラスに参戦した岡本裕生選手は予選は1位でしたが、決勝は4位でのゴールとなり、悔しさの残るレースとなってしまいました。
= 岡本裕生選手コメント =
鈴鹿にはまだ慣れていない事もあり、前日練習では思うようにタイムが伸びずにいました。
当日に雨が降ってしまいウェットでのレースになりました。雨は一回しか走ったことがなくとても不安がありましたが、落ち着いて自分のペースで走りました。少しずつタイムを上げていき、なんとかポールを取ることが出来、雨への苦手意識が消え、良い状態で決勝に臨むことが出来ました。
決勝では、スタートで失敗してしまい、5位まで順位を落としてしまいましたが、一台パスして、4位に上がりました。しかし、前になかなか追いつかずにいました。走っていくうちにタイムが上がっていき、追いついたのですが、バックマーカーの処理に手こずってしまい、なかなか前をパスすることが出来ずに最終ラップが来てしまいました。
なんとか前をパスして3位に上がったのですが、5コーナーでリアタイヤが滑り、抜き返されてしまい4位でゴールしました。
ファステストは取れたのですが、優勝を狙っていただけにとても悔しい気持ちです。自分の課題は初めからタイムを上げていく事だとわかりました。次戦ではこの悔しさをバネにして、優勝出来るよう練習を頑張っていきます。
今回もチームの皆様をはじめ、沢山のスポンサー様、応援して下さった皆様。本当にありがとうございました!
photo by Ishizaki Nobuki
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【Webike Team Norick YAMAHA】 鈴鹿・近畿選手権シリーズ第1戦 鈴鹿サンデーロードレース
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