
先週終了した2014年のMoto2の興奮もまだ冷めやらぬまま、Teluru team JiR Webikeと来シーズンのライダー、ランディ・クルメンナッハが2015年シーズンに向けたテストを開始します。
2010年に競合のひしめき合うMoto2クラスにデビューして以来、チームはこのミドルクラスのカテゴリへの参戦を続けており、優勝と表彰台も獲得しています。ここ数年はこれからを担う若手ライダーを起用しており、2012年にはその一環で当時のルーキーだったヨハン・ザルコ選手もチームのライダーでした。2015年に向けては、若手でありながらすでに経験を積んでいる24歳のクルメンナッハ選手を起用することになっています。
今週からは冬季テストが始まり、チームとクルメンナッハは11日と12日にヘレス、さらに17日と18日にはバレンシアでテストを行います。
Gianluca Montiron(ジャンルカ モンティロン):チーム代表
「最後のレースが終了し、すぐに2015年シーズンが始まりました。我々はスペインに残って、ヘレスとバレンシアでテストを行い、新たな挑戦へ向けて始動します。
若く、今年のMoto2ではポイントも獲得しているランディ・クルメンナッハを暖かくチームに迎えます。このテストによってクルメンナッハは新しいチームやマシンに慣れるでしょう。また、チームにとってはライダーの実力を測る機会にもなります。
正しい選択をするため、そして、クルメンナッハのパーフォマンスを引き出せる環境を作るために必要な行動を取っていくつもりです。この新しい挑戦と2015年によいポジションを獲得するという我々の能力に自信を持っています。すでに新しいパートナーはこのプロジェクトに対して信頼をしてくれており、この冬の期間は新たなパートナー関係を作るためにも重要な時間となります」
ランディ・クルメンナッハ:ライダー
「この数日のうちに新しいチームで新しいシーズンが始まることに興奮しており、新しい挑戦を非常に楽しみにしています。テストでは、2つのシャシーを比較して評価するというのはとても面白い仕事になると思います。ヘレスは素晴らしいサーキットで私自身も良く知っていますが、このプロジェクトを始めるにはベストなサーキットです。多くの仕事をこなさなければなりませんが、やる気は十分で新たな環境でできることが待ちきれないです」
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