怪我から復帰した長島哲太選手は、この日行われたフリー走行を無事に終えることができました。

当然のことながら、2ヶ月の間を経て他の選手と競うレベルで再びマシンに乗るには慣れるための時間が必要であり、NTS製のNH6マシンに初めて乗るということも同じく時間を必要とします。

長島選手はこれからシーズンを経るごとにライダーとしての逞しさと経験を積んでいくと期待されていますが、日曜の決勝でもできるだけ高い位置でフィニシュすることをチームは期待しています。

この日の一番時計はヨハン・ザルコで、トーマス・ルティと前節で今年のチャンピオン獲得を決めているエステベ・ラバットが続いています。

長島哲太:ライダー
「パドックに再び戻ることができ嬉しいです。しかしながら、体のコンディションが良くなったとは言え、怪我で2ヶ月間レースから離れていた後にMoto2マシンに乗ると言うのはそれほど簡単なことではないです。

今日初めてNTS製のNH6マシンに乗りましたが、以前のマシンよりもフィーリングがよく、マシンからのフィードバックを得やすいマシンだと思いました。マシンと自分とのフィーリングをもとに戻すためにもっと多くの周回を重ねなければならないですが、FP2ではすぐに疲れが出てしまいました。怪我からの復帰直後では致し方ない部分もあると思います。27周の決勝レースでは楽なリズムで乗れるよう、明日はセッティングのどこを変更するか探る予定です」

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