【Teluru team JiR Webike】上々のオーストラリアGPのレース　決勝レポート

この日行われたオーストラリアGP決勝レースは小山知良選手とTeluru team JiR Webikeにとってまた一歩前に進むことができたレースとなりました。

小山選手はNH6シャシーのマシンで再びフィニッシュし、このレースウィークを通じてさらにタイムを上げました。チームはこの後、次週のマレーシアラウンドに向けて出発します。

レースはポイントリーダー、エステベ・ラバットが3位表彰台を獲得するも、このオーストラリアでのタイトル獲得はなりませんでした。優勝はマーベリック・ビニャーレスで、トーマス・ルティが2位、ミカ・カリオが4位、サム・ロウズが5位となりました。

アンドレア・ヴィヴィアーニTeluru team JiR Webikeテクニカルエンジニア
「レースはドライコンディションでのスタートとなったため、ウォームアップの後にマシンのセッティングに変更を加え、よい結果となることを期待して臨みました。小山選手は『ストレートでのスピードは十分ではないものの、コーナーではサスペンションのセッティングがよく、他のライダーよりもラインを維持して走ることができる』と言っていたため、私たちメカも非常に喜んでいました。レースではストレートでやや苦しんだものの、小山選手は集団からの多くのパッシングをすることができたので、彼自身もマシンには満足していたと思います。私たちはダンロップとオーリンズの技術者からの助言に従い、タイヤについては非常に満足していました。次のマレーシアではもっとよくなる方向に変更していければと思います」

小山知良：ライダー　ベストラップタイム　1:34.857s
「決勝は悪くはなかったです。今朝、シャシーについてもっとフィーリングがよくなるよう大きな変更を加え、さらにリアサスペンションのセッティングもレース前に変更をしました。変更がうまくいき、フィーリングにも自信が持てるようになったため、速く走れるようになりました。しかし、トップスピードだけはどうしようもなく、次のマレーシアに向けてトライと改善を続けていくつもりです」

オーストラリアGP　フィリップアイランド　Moto2結果
1: マーベリック・ビニャーレス 39:10.419
2: トーマス・ルティ + 1.329s
3: エステベ・ラバット +1.504s
4: ミカ・カリオ + 1.842s
5: サム・ロウズ + 3.292s

24: 小山知良 + 51.496s

オーストラリアGP後のポイントランキング
1: エステベ・ラバット - 310
2: ミカ・カリオ - 269
3: マーベリック・ビニャーレス - 249
4: トーマス・ルティ - 161
5: ドミニケ・エジェーター - 151