日本GPを終え、Teluru team JiR WebikeはMoto2クラスで過去に2度の勝利をしているオーストラリアのフィリップアイランドへと向かっています。

日本GPでは日本のエンジニアリング企業であるNTS社製のシャシーをベースにした新しいNH6マシンを投入し、今後の期待が持てるスタートを切りました。怪我の長島哲太選手に代わるライダーとなった小山知良選手は、もてぎでのレースで周を重ねるごとにタイムを上げていき、決勝レースでは優勝したトーマス・ルティから1分以内のタイム差でフィニッシュしました。このマシンは今季の残りのレースでも使用される予定で、チームは来年使用するマシンとして採用できるか技術的な検証をしています。

チームは2010年と2011年に当時のアレックス・デ・アンジェリスが勝利しているフィリップアイランドでのレースに集中していきます。小山選手がシルバーストーンでのイギリスGPで負傷した長島哲太選手に代わり、このフィリップアイランドでもマシンに乗ります。

Teluru team JiR Webikeは、来年の方向性についての決定をする前に、今季の残りのレースを通じて必要な機材に関する技術的な評価をすることにしています。オーストラリアとマレーシアのサーキットはそれぞれ異なる特性を持っているため、こうした技術的な評価をするための重要なデータを取得することが期待されています。

現在、チームの技術者はこれからの2連戦が組まれた非常に多忙なこのスケジュールを楽しんで取り組んでおり、チーム代表のジャンルカ モンティロンはその間、ヨーロッパに戻って来年の技術戦略を準備しています。

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