
小山知良選手はこの日の決勝レースを楽しむことができ、今後に期待できる結果となりました。
Teluru team JiR WebikeとNTSのエンジニアにとって今回のレースウィークは、NH6シャシーのポテンシャルを見極めるためのテストセッションとしても計画されていましたが、小山選手はこれまでのレースの経験をすべてトラックにぶつけて予選よりも速いファーステストラップをたたき出し、優勝したトーマス・ルティからも1分以内の差でフィニッシュすることができました。
チームはこれから次週のレースが開催されるオーストラリアのフィリップアイランドに向けて移動し、今回のもてぎで得たたくさんのデータとアイデアをシーズン終了までのパフォーマンスの改善に活かしていきます。
レースは、スイス人ライダーのトーマス・ルティがマーベリック・ビニャーレスを抑えて優勝しました。3位には今季のポイントリーダー、エステベ・ラバットが入り、今回5位でフィニッシュしたチームメイトのミカ・カリオとの年間チャンピオン争いのポイント差をさらに広げました。
小山知良:ライダー ベストラップタイム 1:52.626s
「私たちにとってとても素晴らしいレースウィークだったということをまずお伝えしたいです。限られた時間の中で私のマシンがもっとよく走るように全員が一生懸命に頑張ってくれ、期待以上のよい結果を出すことができたと思っています。基本となるセッティングが見つかりましたし、サスペンションのセッティングをさらに詰めていけばオーストラリアGPではもっと良くなると確信しています。トップスピードを出すためにマッピングの変更もしなければなりませんが、これらを全て変更することで次戦はうまくいくと思います。チームとNTSのエンジニアには本当に感謝しています。次のレースが待ち遠しいです」
日本GP ツインリンクもてぎ Moto2結果
1)トーマス・ルティ - 42:50.219s
2)マーベリック・ビニャーレス + 1.209s
3)エステベ・ラバット + 3.631s
4)ヨハン・ザルコ + 7.797s
5)ミカ・カリオ + 8.472s
23)小山知良 +45.571s
日本GP後のポイントランキング
1. エステベ・ラバット - 294
2. ミカ・カリオ - 256
3. マーベリック・ビニャーレス - 224
4. ドミニケ・エジャーター - 143
5. トーマス・ルティ - 141
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