小山知良選手が自身がこれまでにもてぎサーキットで記録していたベストタイムを1秒近く縮め、明日の決勝に向けて調子を上げてきています。NTS製のシャシーを組み込んだNH6マシンのシェイクダウンともなる今回のレースウィークで、この日のタイムは小山選手とチーム、NTSが正しい方向に向かっていることを示すものとなりました。小山選手はこの日、フロントとリアのサスペンションに変更を加え、フリー走行3では金曜のタイムからコンマ1秒削り、公式予選では1秒近くも縮めました。

決勝レースの1列目グリッドは、エステベ・ラバット、トーマス・ルティ、ヨハン・ザルコが並びます。

小山知良選手
「今日は良い結果を出すことができました。午前にフロントのサスペンションを変更したおかげで良い感触を得ることができたので、公式予選に向けてリアも変更しました。どちらの変更もとてもうまくいきました。明日の午前にもう一度プラクティスセッションの機会があるので、別のセッティングをやってみようと思います。それによって、リアのグリップももっと効かせていき、コーナー出口の立ち上がりをもっとクイックにしていきたいです。

FP1から着実に良くなってきていることに非常に満足していますし、明日が待ちきれないぐらいです。決勝がうまくいくことを願っています。家族やファンの皆さんの前でできるだけ良い順位でフィニッシュしたいです」

日本GP ツインリンクもてぎ予選結果
1. エステベ・ラバット - 1:50.854s
2. トーマス・ルティ - 1:50.887s +0.033s
3. ヨハン・ザルコ - 1:51.157s +0.303s
4. マーベリック・ビニャーレス 1:51.222s - +0.368s
5. ミカ・カリオ - 1:51.222s +0.368s

27. 小山知良 - 1:52.646s +1.792s

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