
ケニー・ノエス選手は、午前のウォームアップ走行で起きた転倒と決勝レース中のブレーキの問題のためにリタイアしました。
35歳のノエス選手は午前のセッションで転倒し、問題を抱えたままレースに臨むこととなりました。さらにリアブレーキにも問題が発生し、ノエス選手は15周走った時点でリタイアを決断をするという結果となりました。
決勝はマーベリック・ビニャーレスがポイントリーダーのエステベ・ラバットやヨハン・ザルコを抑えて勝利し、トーマス・ルティが4位、フランコ・モルビデッリが5位に入りました。
ケニー・ノエス:ライダー ベストラップタイム 1:58.468s
「雨乞いの踊りを頑張ったおかげで決勝レースは雨となりました。雨の中のウォームアップでは、よい感触を得ていましたが、一番スピードの出るコーナーでハイサイドを起こしてしまい頭から叩きつけられてしまいました。その後はすべてがボヤッとした感じになりました。その症状もレース前には良くなっていたのですが、視界はまだ少しぼやけていました。その後、リアのブレーキがおかしくなり、転倒後の頭とブレーキのことを考えると、レースを中断するのが最善で安全な選択だということになりました。
この週末はずっとタフな状況でしたが、このチームは本当に素晴らしいものでした。私がいままで一緒に働いてきたチームの中でも最もプロフェッショナルなチームのひとつです。私はレースを続けたかったのですが、複合的な問題が起きてしまったためにピットに戻ることが安全だということに至ったのです」
アラゴンGP モーターランドアラゴン Moto2結果
1) マーベリック・ビニャーレス -- 40:16.321s
2) エステベ・ラバット +1.285s
3) ヨハン・ザルコ +4.876s
4) トーマス・ルティ +5.033s
5) フランコ・モルビデッリ +5.960s
DNF) ケニー・ノエス 15 laps
アラゴンGP後のポイントランキング
1. エステベ・ラバット -- 278
2. ミカ・カリオ -- 245
3. マーベリック・ビニャーレス -- 204
4. ドミニケ・エジャーター -- 143
5. トーマス・ルティ -- 116
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