ケニー・ノエス選手がアラゴンでの自身のMoto2再挑戦へ向けて奮闘しました。

35歳でアメリカ国籍を持つノエス選手ですが、最初のセッションは半分の時間しかトラックで走ることができず、ストレスの溜まるものとなりました。しかし、午後はトラックに戻ることができ、普段乗っているカワサキの市販車をベースのスーパーバイクマシンとは多くの違いがあることに驚いていました。午前中はピットでの時間が多くなったために、ノエス選手は午後の時間だけではタイムを上げることができませんでした。

マシンのセッティングの変更と、彼自身のライディングスタイルの変更の両方を試すために、ノエス選手とチームと一緒にデータを確認し、明日の公式予選ではラップタイムを縮めていく予定です。

この日の一番時計はシーズンのポイントリーダーであるエステベ・ラバットでした。

ケニー・ノエス
「今日は本当に面白かったし、同時に非常にタフでもありました。思っていたのと全然違っていたし、こんなにタフであるとは思いもしなかったです。早くからリアブレーキに問題を抱えていたので、セッションの半分の時間はピットで費やすこととなりました。後半のセッションは私たちにとってパーフェクトではなかったものの、重要なのはできるだけ多くの周回を重ねることで、私もできる限りトラックで走りました。

私にとって必要なのは、自分が乗るのはTeluru team JiR WebikeのMoto2マシンで、(これまでの乗ってきた1000ccの)スーパーバイククラスの乗り方からMoto2に合わせた乗り方に戻さなければならないということ。このチームのマシンを乗るには、コーナーでのスピードがもっと必要だし、リーンアングルも必要です。バイク自体はプロトタイプのシャシーのためにとてもクイックに反応するようになっています。このチームはとても素晴らしく、豊富な経験とデータの蓄積があるので、私がこのマシンに合った乗り方に変えること、マシンを私に合うようにしてくれることの両方に頑張ってくれています。この両方のバランスを取ることが大事です。いずれにせよ、この素晴らしい機会に対して私も調子を上げてきていますし、楽しんでもいます」

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