【Teluru team JiR Webike】ミサノで大きな進歩を見せたカリカスロ選手

18歳のフェデリコ・カリカスロ選手が自身初となる明日のMoto2レースに向け、この日はドライのコンディションでセッションを終えることができました。

若きイタリア人ライダーは、ダンロップ製タイヤ、プロトタイプシャシー、厳しいライバルといった状況にも徐々に慣れてきています。明日のウォームアップ走行と決勝レースではまずは楽しむことと経験を積むことを目標として望もうとしています。

この日の予選はシリーズのポイントリーダーであるエステベ・ラバットがチームメイトのミカ・カリオについで2番手となりました。スイス人ライダーのトーマス・ルティが3番手、マーベリック・ビニャーレスが4番手となっています。再び、トップの18人の選手が1秒以内、トップ30人が2秒以内の差にひしめき合う混戦となる予選セッションでした。

フェデリコ・カリカスロ選手
「雨となった昨日とは異なり、今日はMoto2マシンの特徴をつかむことができました。マシンのシャシーやグリップが強いダンロップ製タイヤを理解する最初の学習の日となりましたが、限界を見つけるには十分な時間がありませんでした。このミサノのレイアウトを慣れ親しんだ市販車ベースのCBR600RRとは違うスタイルで攻略しなければなりませんが、世界の600ccマシンのトップ選手たちとのレースはわくわくするような経験です。

残念なことに、昨日はレインコンディションでできることが限られていたため、今日のFP3と公式予選では多くのことを発見する時間がなく、それが今日の結果にも影響を及ぼしたということになります。明日は進歩を見せられるように自信を維持したいと思っています。ウォームアップ走行の時間も大きな一歩前進となるように使っていきたいです。レースでもうまく集中して、リズムを作り、良い結果を残したいです」

サンマリノグランプリ　ミサノラウンド　予選結果
1. ミカ・カリオ - 1:38.043
2. エステベ・ラバット - 1:38.110 +0.067
3. トーマス・ルティ - 1:38.114 +0.071
4. マーベリック・ビニャーレス - 1:38.202 +0.159
5. ドミニケ・エジャーター - 1:38.236 +0.193

34. フェデリコ・カリカスロ - 1:40.416 +2.373