長島哲太選手はチェコ共和国、ブルノ・サーキットでのMoto2決勝レースで、転倒によるリタイアとなりました。この伝統的なサーキットで経験を積もうとしていた長島選手ですが、残念な結果となりました。

長島選手は、4ラップ目、残り17周というところで、第3コーナーで転倒し、レース序盤でそのチャレンジも終了してしまいました。レースの上位選手では、ポイントリーダーのエステベ・ラバットが勝利し、チームメイトである。ミカ・カリオとサンドロ・コルテセが表彰台となりました。Moto2の次節は2週間後、イギリスのシルバーストーンで開催されます。

長島哲太:ライダー ベストラップタイム 2:05.228s
「残念なことに、このレースウィークはクラッシュのために失望で終わってしまいました。私達が午前中のウォームアップで取り組んだセッティングはうまくいかず、昨日の予選のセッティングをもとに決勝用に若干の修正をしました。その方向性としては正しく、私自身もとてもよいフィーリングを持てていたのですが、アズラン選手に当てられそのまま転倒してしまいました。

スタートもまずまずで、何人かの選手をオーバーテイクし、自信を持ち始めてさあ、これからプッシュするぞという時にクラッシュによりレースが終わってしまいました。このサーキットは、私にとって易しいものではなく、改善が必要なポイントもたくさんありましたが、レースがあまりにも早く終わってしまったので、次に備えなければなりません。良かったことといえば怪我をしなかったことぐらいです。膝に傷ができ、頭も強く打ったのですが、深刻なものではありません。これから日本に戻って少し自分の時間を作り、イギリスにはまたいい形で戻りたいと思っています」

チェコGP ブルノ Moto2結果
1) エステベ・ラバット - 41’05.058s
2) ミカ・カリオ + 3.274s
3) サンドロ・コルテセ + 6.227s
4) トーマス・ルティ + 8.083s
5) ドミニケ・エジャーター + 8.145s

DNF) 長島哲太 残り17周

チェコGP後のポイントランキング
1. エステベ・ラバット - 208
2. ミカ・カリオ - 196
3. マーベリック・ビニャーレス - 150
4. ドミニケ・エジャーター - 123
5. シモーネ・コルシ - 100

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