長島哲太選手はインディアナポリスモータースピードウェイでの自身初のレースを心待ちにしています。長島選手は、プラクティス走行と予選のセッションでタイムを縮めようと奮闘しました。明日の決勝レースに向けて、カギとなる3つのコーナーのタイムを改善するにはチームとの共同作業が重要であると長島選手も理解しています。チームと長島選手は、ウォームアップ走行でこれらの改善を図る予定です。

アクシデントや転倒が相次いだ予選となりましたが、結果は再び混戦となりました。上位12選手が1秒差の間にひしめき合い、2秒差に31選手が入っています。長島選手は、元世界チャンピオンであるニコラス・テロルから0.1秒遅れとなる30番手につけました。

長島哲太:ライダー ベストラップタイム:1:38.638s
「昨日のフリー走行からほとんど何も変更していないにもかかわらず、昨日と同じ感触が得られなかったため、今日の午前は非常に苦戦しました。セッティングを昨日と全く同じに戻してもまだ昨日と同じフィーリングとはならず、どのように予選セッションのセットアップをしようかと悩みました。予選の後、私の他にも同じような問題が発生した選手が何人かいると知りましたが、トラックのコンディションの変化によるものなのかもしれません。

原因が何にせよ、メカニックも解決策を見つけようと頑張ってくれ、私もラップタイムを良くすることはできましたが、他の選手が縮めてきたほどにはなりませんでした。特定の3つのコーナーでタイムをロスしているということには気づいていましたが、その他のコーナーでは先行するライダー達についていくことができました。この3つのコーナーの対策をしなければならないですが、明日のウォームアップでもいろいろと試したいです。

激しく攻めると、フロントが簡単に抜けてしまい、このことが状況を難しくしています。レースを完走しつつも、攻めのライディングができるようなリスクを抑えるセットアップをしながら、この問題の解決策も絶対に見つけなければならないです」

アメリカGP インディアナポリス予選結果
1. ミカ・カリオ -1:36.883s
2. エステベ・ラバット - 1:37.056s - +0.173s
3. ドミニケ・エジャーター - 1:37.209s - +0.326s
4. ヨハン・ザルコ - 1:37.452s - +0.569s
5. シモーネ・コルシ - 1:37.456s - +0.573s

30. 長島哲太 - 1:38.638s - +1.755s

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